【穴場】北海道で“じゃない方”旅「とにかく空いている」のにアクティビティ充実!
北海道には多くの外国人観光客が訪れていますが、一方で、あえて定番コースをはずれ“じゃない方”の旅を楽しむ人たちもいます。
JR美唄駅。
札幌市から約30分かけて特急列車が到着しました。
外国人観光客が次々とバスに乗り込んでいます。
正直、「観光地」としてのイメージはちょっと薄い美唄。
観光客たちの向かう先は?
「美唄スノーランドへ行く。中国で有名なSNSアプリで知った」
「友人が勧めてくれた美唄スノーランドへ行く。マレーシアはとても暑いから雪を楽しむよ」
シャトルバスに乗ってやってきたのはゴルフ場です。
ここが今、インバウンドの注目を集めています。
このゴルフ場は、2017年から冬の間だけ『美唄スノーランド』として生まれ変わり、スノーチュービングやラフティングなど10種類のアクティビティが楽しめるんです。
今シーズンは、12月と1月の2か月で、過去最高の1万2500人が押し寄せました。
その95パーセントが外国人観光客で、選ぶ理由は「混んでいないこと」です。
フィリピンからの観光客は「札幌の周りは混雑しているから美唄スノーランドを選んだ。きれいな山の景色が見えて最高」だよと満足気です。
スノーランドの運営をするアルペンの小水隆史支配人は「体感としては2024年の2.5倍くらいとかなり増えている」と話します。
アトラクションも気球などいろいろと増やしていく予定で海外のインフルエンサーも、フィリピンやシンガポール、中国から呼んで集客につなげていく作戦です。
さらに、人気を集めているのが、美唄の雪解け水が育てた『雪うなぎ』です。
提供するキッチンカーも、観光客で賑わっています。
国の特別豪雪地帯に指定されている美唄市。
地元では、厄介モノの雪が海外から人を呼びよせ、インバウンド景気に沸いています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年2月3日)の情報に基づきます。