家族旅行で訪れた伊豆諸島は「神津島」 アクティビティ以外に釣りもスゴかった!!
先日、家族旅行で訪れた伊豆諸島は「神津島」。海のキレイさと自然の豊かさはもちろん、島のアクティビティや釣りでも驚きの連続でした! そんな、本土では味わえない体験に満足した模様をお届けします。
神津島とはどんな島か
「神津島(こうづしま)」とは東京都に属する島で伊豆諸島の真ん中ぐらいにある島。東京から180km南下した場所にある島です。黒潮の影響から夏は比較的過ごしやすいものの、日差しはとても強く、サングラスや帽子が必須の南の楽園です。
神津島
住所:〒100-0601 東京都神津島村
TEL:04992-8-0321(神津島観光協会)
HP:https://kozushima.com/
そんな神津島は伊豆諸島のなかでも一番「キンメダイ」の漁獲量が多く、旅館や民宿、居酒屋さんなどで刺身や煮付けを頼むと、高確率でキンメダイが出てきます。当然、魚が有名な神津島ですが、夏のシーズンはパッションフルーツもオススメで、本州で食べるそれとは違い実がぎっしり詰まっているので、ぜひ食べてほしいですね。
また、神津島への行き方は船か小型の飛行機。私たち家族は、夏シーズンに就航している熱海からのジェット船で向かい、2時間ぐらいで到着しました。ジェット船は船ですがほとんど揺れがないため、船酔いの心配はほぼありません。船が苦手な方にもとてもオススメです。
一方、時間がない方は調布からの飛行機がオススメです。飛行機だと45分で到着します。座席が少ないため早めの予約が必須ですよ。調布飛行場は1日1000円で車を駐車できるのもよいところです。
ちなみに、お盆シーズンからは台風が接近するため、便が欠航することもよくあるそうです(私が訪れたのは夏休み始まりのシーズン)。ここ数年は、お盆シーズンに台風が直撃したそうです。
さて、神津島に着いてまず一番驚くのが、白い砂浜と青い海ではないでしょうか。とくに夏場は風の影響か多幸湾三浦港に着くことが多いのですが、天上山(てんじょうさん)の白い断崖絶壁と青い海のコントラストとダイナミックさに感動すると思いますよ。
また、神津島はキャンプ場や温泉施設など、いろいろなアクティビティが充実している島。釣り人にとっては島のスーパーもオススメで、地元の魚が多数並び、本土では見ない魚がたくさん売っているので面白い場所です。私が訪れた際は、高級なアカイカも売っていましたよ。
家族と楽しむのにうってつけ!
「赤崎遊歩道」は一番のオススメスポット!
神津島の中で家族で遊ぶには、海のレジャーは外せません。なかでもやはり「赤崎遊歩道」はオススメです。
こちらのスポットは島の北側に位置し、シュノーケリングやダイビングに人気の場所です。木造の遊歩道の途中に何個か飛び込み台が設置されており、地元の子どもたちはじゃんじゃん飛び込んでいました。
また夏場はお店なども出るため過ごしやすく、シャワーなどの施設もありとても快適です。海を覗くと多数のお魚などがいたり、運がよければウミガメなどにも遭遇できる場所。神津島を代表する場所だと思います。
赤崎遊歩道
住所:〒100-0601東京都神津島村神戸山1
TEL:04992-8-0321(神津島観光協会)
HP:https://kozushima.com/kanko/umi/beach/240/
スキマ時間に釣りも楽しむ
私が釣りを楽しんだのは2ヵ所
神津島には大きな港が2ヵ所あります。
そのうちの一つ「多幸湾(三浦港)」は、私たち家族が入港した場所。前述の通り、港に着いたときに目にする海の青さと天上山の断崖絶壁の景色に驚かされることでしょう。
多幸湾の水深はあまり深くなく、港が囲われているため風が強い日でも波はほとんどありません。ひじょうに釣りやすい場所かと思います。小魚も多く、ショゴ(カンパチの幼魚)などが入れ食いで釣れていました。波も弱いため、家族で釣りをするにはとてもオススメの場所です。
もう一つの港「前浜港」は大きい船が到着する場所で、水深が深い港です。桟橋が広く奥まで行くことができますが、波が強いときなどは桟橋を波が越えるような感じでした。
こちらの場所は、朝マヅメに大きいカンパチなどをオカッパリから釣ることができるオススメの場所です。ガチで釣りたい人にはオススメの場所ですが、波が高いので家族で釣りをする際は十分注意が必要です。
ちなみに私が釣りをしたときは、ウミガメが多数泳いでいました。ラインに絡まないように注意が必要です。
オススメの時間はズバリ朝方
家族旅行のスキマ時間を利用して夜にも竿を出してみましたが、小さなアカハタのみでした…。
一方、朝の時間帯はとても魚の活性が高く、地元の方たちも2kgクラスのカンパチをガンガンぶっこ抜いていました。私も小型ながら、ジグでカンパチを釣り上げることができましたよ。ねらい目は朝方かもしれません。
気をよくして、引き続き朝の高活性な魚をねらっていると……。
唐突に訪れた強烈な引きに…
周りで良型が釣れていたので、そのうち自分にもくるかと思いキャスとしていると、唐突に強烈なアタリが!! やり取りが分からずドラグを緩めて弱らせようとしましたが、カンパチに対しては間違いだったよう。あっという間に根に入られ、ライン切れをしてしまいました…。今までに経験したことがない引きで最高だったのですが……。
地元の人いわく、「カンパチが掛かった際は、主導権は譲らずゴリ巻きしないと根に入られ、ラインを切られてしまう」そうです。とても悔しい思いをしました。
ちなみに、今回使用したのは「ジャックアイTG(ハヤブサ)」オンリー。フォールスピードも速く魚にアピールできることから、ショアからでもいろいろな魚を釣ることができました。島での釣りですので潮が速いことが多く、60、80、100gをメインで使ったのですが、しっかり沈んでくれました。オススメですよ。とくに私はグロー系が大好きです。
本土では考えられないポテンシャルにビックリ!
地元の方のタックルに関して聞いたところ、とくにメーカーにはこだわってないそうですが、最低でもラインはPE2号、リーダーは40lb以上じゃないと戦えないとのこと。ちょっと前まで7kgクラスのカンパチがバンバン釣れていたそうです。想像するだけでヤバそうですね(笑)。今のシーズンは2kgクラスがアベレージだとのことでした。
今のシーズンは2kgクラスがアベレージ
泳がせ釣りであれば日中でも釣れていましたが、ルアーの場合は朝方がよさそうです。カンパチ以外にはハガツオやキハダマグロが最近では釣れているそうですが、やはりカンパチが面白いそう。それにしてもオカッパリからキハダは凄いですよね。本土では考えられないポテンシャルに驚かされました。
これまでいろいろな伊豆諸島に足を運びましたが、家族にオススメの島は「神津島」です。白い砂浜と青い海もそうですが、子どもたちが楽しめるアクティビティが多く温泉施設もあるなど、とても充実しています。もちろん、スキマ時間で釣りを楽しめるのは言うまでもありません(笑)。
比較的本土に近く行きやすい島でもあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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レポーター
プロフィール:岸本 真彦
主にルアーフィッシングをメインに、仲間とワイワイフィッシングを楽しむのが大好き。釣り人との交流や情報交換を大切にがモットー。
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