メタセコイア並木に馬と過ごせる癒しのカフェ「メタセコイアと馬の森カフェ」が誕生!
【メタセコイアと馬の森カフェ/マキノ町】
絵本の世界のようなメタセコイア並木を歩いていくと、森の中に現れる小さなカフェ。
緑に覆われた不思議な建物から低い天井をくぐって店内へ入ると、
そこには馬がのんびり過ごす姿と、カフェでひと息つけるテラス席が。
まるで物語の中に入り込んだような、非日常の空間が広がっています。
滋賀県高島市マキノ町、休日にはたくさんの人が訪れる絶景スポットに、
2025年春、新しい癒しの場所がオープンしました!
「メタセコイアと馬の森」、緑の中で馬と過ごせる”森のカフェ”をご紹介します。
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雄大な自然の中で馬とのんびり
季節ごとに美しさを変える滋賀・マキノ町の「メタセコイア並木」。
そのすぐそばに誕生した「メタセコイアと馬の森カフェ」。
馬たちとふれあいながら、ゆったりとした時間を過ごせる、ちょっと特別な観光牧場です。
ゆっくり進む馬車のリズム。コトコトと響く蹄の音に身をまかせながら、
並木のトンネルを進んでいくと、まるでヨーロッパの田舎町に迷い込んだような気分に。
この「馬車体験」ができるのは、滋賀県内でもここだけ。特別な時間を静かに演出してくれます。
森と呼吸する、あたたかな建築
メタセコイア並木すぐの場所にある特徴的な縦物。
ここが「メタセコイアと馬の森」の入り口です。
建築家・芦澤竜一さんの設計で、
木や土など自然素材を用いた建築は、風景に溶け込むようにたたずみます。
低いゲートをくぐり、中へ入はいると
曲線を描く木の天井が。ここは森の静けさを感じさせる雰囲気で、
思いおもいの時間を過ごすことができるカフェ空間です。
馬と過ごす、心ほどけるひととき
外のテーブルに座って、地元安曇川のフルーツ「アドベリー」を使ったドリンクや、
賀県産の食材を使ったメニューなど、心地いい風の中でほっと一息。
目の前にはかつて競走馬として活躍していたサラブレッドや、
かわいらしいミニチュアホースたちがのんびりと過ごす姿が。
馬と人の、あたらしい週末の過ごし方
敷地内で出会えるのは、かつて競走馬として活躍していた
サラブレッドや、かわいらしいミニチュアホースたち。
乗馬体験や餌やりなどを通して、馬とふれあう時間は自然と笑顔がこぼれるひとときに。
平日には厩舎の見学も可能で、馬の暮らしをそっとのぞくこともできます。
運営するTCCは、引退した競走馬を救い、活かし、支えることを目的とした馬の支援の会社。
「メタセコイア並木に馬車がゆく風景を思い浮かべたとき、ここで活動したいと思ったんです」。
そう語るのは、TCCセラピーパーク施設長で、理学療法士でもある山本妃呂己さん。
多くの人が訪れる観光地だからこそ、引退競走馬の現状を広く届けられるのではと考えたといいます。
「観光でふらっと訪れた方が、馬とふれあいながら“こんな背景があるんだ”と気づいてくれたら嬉しいですね」。
構想から実現までには数年の準備期間を経て、高島市や地元組合の理解と協力を得ながら、少しずつ形にしてきました。「ここにいる馬たちは、もう“働く馬”ではなく、“暮らす馬”です。そんな日常を、そっと見守ってもらえたら」。
この場所は、ただの観光スポットではなく、命にふれる“森の教室”のような存在。
メタセコイアの森の中で、馬と人が紡ぐあたらしい関係が、静かに息づいています。
(取材・文・写真 しがトコ編集部)
『メタセコイアと馬の森カフェ』の店舗詳細
アクセス
滋賀県高島市マキノ町寺久保833-1
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜日(天候やシーズンにより異なる)
公式サイト
https://tcc-japan.com/deposit/detail
駐車場は「マキノピックランド」をご利用ください
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