【東京・学芸大学】meaningress(ミーニングレス)で味わう、素朴でやさしい焼き菓子と居心地のよい時間
東急線・学芸大学駅から徒歩5分、住宅街の一角にあるmeaningress(ミーニングレス)は、植物とグリーンの扉が印象的な外観のカフェです。
米粉やオートミールを使用した焼き菓子は甘さ控えめで、素材の香りや食感が素直に伝わります。温めるともっちり感が増すキャラメルバナナの米粉パウンドケーキや、ココナッツソルトクッキーなど、毎日でも食べたくなるやさしい味わいに出会えます。
オレンジの壁と木の温もりが心地よい店内
住宅街に溶け込むシンプルな外観ながらも植物とグリーンの扉が目をひく「meaningress」。大きな窓から差し込む自然光が、店内をやさしく照らしています。
店内はオレンジやグリーン、ウッドを中心にまとめられ、無駄な装飾をそぎ落とした洗練された雰囲気。
ひとりでゆったり過ごす日も、友人と会話を楽しむ日も、それぞれの時間を心地よく過ごせる空間です。
ふらりと立ち寄れる、理想を形にしたカフェ
店主の須山さんは約5年の間カフェ運営に携わる中で、「こんなカフェがあったらいいな」と思い描くことが増え、自分の理想を形にすることに。友人から紹介のあったこの物件に出会った瞬間に「ここだ」と直感し、すぐ契約をしたのだそうです。
駅から少し離れた立地は、日常の中でふらりと立ち寄れる気軽さを大切にするというコンセプトにもぴったり。街の雰囲気もよく、人の温かさに支えられながら、カフェづくりを続けています。
香りと食感で記憶に残るスイーツたち
「meaningress」のお菓子は、甘さ控えめ。産地や規格に縛られることなく、「自分の好みの味」を表現したときに米粉やオートミールが自然としっくりきたことから、素材の持ち味が生きる配合で仕上げています。
お店で人気のココナッツソルトクッキーは、指で割るとザクっと気持ちよく砕け、オートミールの香ばしさとココナッツの甘い香りが広がります。素朴な味わいとほんのり感じる塩気が、クセになります。
暑い時期に合わせたいのはアイスクリーム。アイスにはオリーブオイルとブラックペッパーがかかっているのですが、風味が増して奥深い味わいに。暑い時期はもちろん、通年で楽しみたくなる一品です。
キャラメルバナナの米粉パウンドケーキは、温めると表面はふんわりと軽く、フォークを入れると米粉ならではのもちっとした弾力が感じられます。
ひと口食べると、キャラメルの香ばしい香りが広がって、バナナの甘みとキャラメルのほろ苦さが重なります。やさしい甘みなので、最後まで心地よく食べられるのも魅力。
毎日のおやつとしても、ちょっとした手土産としてもおすすめです。
軽食におすすめのバケットサンド
「meaningress」ではスイーツだけでなく、軽食も揃っています。
スモークサーモンとクリームチーズのバケットサンドは、バケットの香ばしさに、サーモンの塩気とクリームチーズのまろやかさがよく合い、食べ応えも抜群。
ワンハンドで食べることができるので、読書をしながら、おしゃべりをしながら気軽に楽しめます。
今回、スイーツやフードに合わせて選んだのは、抹茶ラテとカフェラテ。
抹茶ラテは、抹茶の豊かな香りとミルクのコクがちょうどよく重なり、すっきりとしたあと味。甘すぎないので、スイーツにも食事にもよく馴染みます。
一方のカフェラテは、ほどよい苦味が心地よく、クッキーやパウンドケーキの甘さをそっと引き立ててくれます。
さまざまな人にとって“ニュートラル”な場所へ
店名の「meaningress」には、「意味を持ちすぎず、さまざまな人にとって自然に過ごせる場所でありたい」という思いが込められています。
カフェでの過ごし方は人それぞれで、友人とゆっくりおしゃべりを楽しむ日もあれば、ひとりで読書をする日やお菓子をテイクアウトする日もあります。
どんな時間の使い方でも受け止めてくれる、やわらかく落ち着いた空気が居心地のよさを生み出しています。
忙しい日々の中に、そっと寄り添ってくれるような存在のカフェです。
WRITER:manami
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【SHOP INFORMATION】
SHOP:meaningress(ミーニングレス)
ADDRESS:東京都目黒区鷹番1-13-20 目黒サンケイハウス
OPEN:12:00〜18:00
CLOSE:なし※臨時休業あり。Instagramにて営業日のご確認をお願いします。