戦後から続く広島ラーメンを受け継ぐお店が登場「ひろしま覆麺調査団」| 広島1位に輝いたサイドメニューも人気の名店
目隠し(通称:覆麺)をして感覚を研ぎ澄まし、至高のラーメンを調査する「ひろしま覆麺調査団」。
ひろしま覆麺調査団===
【麺バー】
・てつじ(シャンプーハット)
・池田裕楽(STU48)
・瀬賀凜太郎(HOMEアナウンサー)
【見届け人】
・まつはましん
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前回のひろしま覆麺調査団:https://hread.home-tv.co.jp/post-454523/
【戦後の屋台から繋がる広島ラーメンを実食!】
今回調査するのは、広島市西区にあるラーメン店。
「店ののれんの大きさで店の規模が分かる」
とてつじ。
「いらっしゃいませー!」
お店に響きわたる声から、
「店内が広くて従業員が多い」
と予想する覆麺調査団。
「入り口に名前を書く台があり、ほんまに大箱。地元に愛される名店だと思う」とてつじ。
席の目の前にカウンターがあることに気づいた瀬賀アナ。
「お客さんが多いから自分で器を持ってくるタイプのお店なのかな」
「一気に5杯くらい作っているんじゃないか。器、寄せて作ってるやろ?」
てつじの鋭い考察がドンピシャ。これには店長もびっくり。
ラーメン1杯をつくる所要時間は約3分半。戦後の屋台から始まった広島ラーメンは提供までの時間の短さも大切な要素だったんだとか。
「うんまぁ~!パンチはあるけどサラッとしているとんこつ」
「めっちゃ豚って感じ」
スープはとんこつベースと確信する覆麺調査団。
「チャーシューは薄切りで豚の香りがかなり強い」
と瀬賀アナ。
「器にドラゴンがかいてるタイプのやつやろ。これで白の器やったら、俺、今日帰る!」
てつじ、“心の眼”が冴えわたりすぎています……。
「小学生のときに食べたことのある味」
と池ちゃん。
【店長と“ご対麺”】
完食したところで店長と“ご対麺”。
今回調査におとずれていたのは、西区観音にある「広島中華そば 一ノ口十ノ口(いちのくちじゅうのくち)」。
広島ラーメンの流れをくむ歴史と伝統がある名店で、週末は、1日約250杯は出る人気っぷり。
ここで、まつはましんから質問が。
「みなさん、小鳥系って言葉はご存知ですか?」
「『しまい』さんというお店から次が『すずめ』さん。『すずめ』さんがやめるってときに、大将がお店を継承するという形で弟子入りして修業をして。
そこから『めじろ』っていう名前で始めたんです」
そして、今の場所に移転してくるときに『一ノ口十ノ口』になったそう。
「小鳥系の名前を脱却するということで(笑)」
と店長。
今の店名は「十人十色」のように味の感じ方は人それぞれという意味の造語なんだそう。
ここで“覆麺クイズ”!
あるサイトのランキングで広島1位を獲得したメニューがこのお店にはあります。
そのメニューとは何でしょうか?
正解した人だけそのメニューを食べることができます。
「チャーハン!」手堅い回答の瀬賀アナ。
「お好み焼き」広島らしいメニューを回答する池ちゃん。
「じゃあ、あえてギョーザ」とてつじ。
正解は……。
「ラヲタ(ラーメンヲタク)はサイドメニューにも目を光らせてる。1番難しいのがチャーハン。チャーハンで広島1位はすごいっす」
不正解だったにも関わらず、熱弁をするてつじ。
広島1位に輝いたチャーハンに感動する覆麺調査団。
「今週の番組は、これでエンディングを迎えます!爆発的な視聴率取るんで!」
シンプルで愚直な味が魅力の一ノ口十ノ口のラーメンとチャーハン。
広島中華そばの原点、味わってみてはいかがでしょうか。
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広島中華そば 一ノ口十ノ口
広島市西区観音町13-11
営業時間 11:00~21:00 ※スープがなくなり次第終了
定休日 不定休
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広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年12月12日、19日放送)
ライター:神原知里