ジュビロ磐田のDF川崎一輝、ルヴァンカップ静岡ダービーでの同点ヘッドに「ほんま、めっちゃうれしかった」
4月9日のYBCルヴァン・カップ1次ラウンド2回戦で、ジュビロ磐田が見事な逆転勝利で6年ぶりに清水エスパルス戦の勝利を収めました。磐田に加入して2年目で、移籍後初得点となる同点ゴールを決めた川崎一輝選手と、3月26日の1回戦のFC大阪戦に続いてキャプテンマークを巻いた三浦龍輝選手が試合を振り返りました。
DF川崎一輝「謙に感謝」
ー大事な一戦でついに決めました。
めちゃくちゃいいクロスが来たので、それにもう、ほんまに合わせるだけやったんで、謙(倍井選手)に感謝です。
-ゴールの後、サポーターに向かっていきました。
よっしゃあ、と言ったと思いますけど。昨年は1試合しか出ていなくて、今年が初得点だったんで、すごいめっちゃ嬉しかったので。
-今季は決定的な場面というのが続いていました。
毎試合1本は決定機みたいなのがあったんで、それを今日は絶対決めるっていう気持ちで試合に臨んでいました。
-ダービーの同点弾が初得点。最高の展開では。
そうですね、ほんまに嬉しかったです。
-初めての静岡ダービーの雰囲気はいかがでした。
本当にもう、隣の選手の声が聞こえんぐらいの。サポーターの皆さんも声出し合ってやってくれたので、すごい選手の後押しになったし、あの同点ゴールを決めた後とかも、このままやったらいけるんちゃうかなっていう雰囲気もあったし、すごい助けられてると思います。
-チームとしても自分たちの戦い方を貫きました。
今日はすごいやろうとしてることが、チーム自体もできたんじゃないかなというところがあったので、前半の入りっていうところが、もう少し見つめ直さないといけないっていうところでもあるんですけど。
-自信が確信に変わりますか。
そうですね。(リーグ戦に)出ていない選手がメインではないですけど、数多くいる中で、そういう出ていない選手も調子を上げてくれるような試合だったんじゃないかなと思います。
-今後はリーグ戦の先発を狙いたいですよね。
手応えはありますし、スタメンで出る選手もすごくいい選手が多いので、僕も負けないように。前も言ったんですけど、ベンチの控えの選手って思われたくないんで。これからも得点、アシストに貪欲にやっていきます。
-最近は左のワイドが多かったですが、今日は右で先発しました。
練習でも右のサイドでプレーしてたので、そこはもう違和感なくできたかなと思います。
-前半は川口尚紀選手といい関係が築けたのでは。
手応えもありましたし、やっぱり尚紀くんもうまいので、僕に合わせてくれてるから、すごくやりやすいっていう感じでした。
-後半は自分たちのサッカーができたと思います。その要因は。
雰囲気ですよね。やっぱりサポーターの皆さんが盛り上げてくれたので。チーム自体も余裕が出たんじゃないかな。
-一番できたところは。
やっぱりビルドアップのところですね。監督がやりたいようなビルドアップも、今日はできたと思います。ビルドアップだけじゃなくて、背後の抜け出しとかも数多くあったので、良かったです。
GK三浦龍輝「冷静に戦えた」
-清水にヤマハスタジアムで勝利しました。最高じゃないですか。
そうですね。最高でした。
-ダービーの雰囲気に乗っていった感じでした。
熱い気持ちもありましたけど、冷静に戦えたし、結果、勝てて良かったです。
-開始20秒での失点は驚きましたが、その後が落ち着いていました。
(試合の入りは)気をつけていたし、逆に点を先に取りたかったんですけど、取られてしまって。ですけど、自分たちのサッカーをもう一回やろうというところで、落ち着いて入りました。
-自分たちのサッカーをやって、素晴らしい内容でもありました。
相手の立ち位置や状況を見ながら、自分たちも動いてボールを保持することもできたし、もっともっと相手のクオリティに合わせたり、状況が変わってきた中で、もっと自分たちの良さを生かしていけばもっといいんじゃないですかと思います。
-川崎一輝選手とリカルドグラッサ選手のゴールに関しては。
本当にいいゴールだったし、助けられました。