県の優良介護事業所認定 市内4事業所が取得
神奈川県内の優良な介護事業所を県が認証する今年度の「かながわ認証」がこのほど発表された。小田原市内では今年度新たに1事業所が取得し、計4事業所になった。県全体では217事業所が認証を受けている。
サービスの質や人材育成などについての第三者評価で、一定の水準を満たした介護サービス事業所などを認証する県独自の制度。今年度新たに訪問系サービスで取得したのは「小田原市社会福祉協議会介護サービスセンター」。同センターの原秀人さんは「皆さんに安心してサービスを受けていただけるよう、研修等に取り組んでレベルを上げていきたい」と話す。
11月2日時点で同センターのほか3事業所が認証を取得。訪問系サービスの「宙(コスモス)訪問看護ステーション」の管理者、上原幸代さんは「当事業所が取り組むのは健康に住みなれた地域(家)で暮らしていくための医療サービス。サービスの質を保つため知識・技術向上に努力したい」と話す。
居住系サービスの「長寿園」の加藤翔副園長は「高齢者の円満幸福な生活を追求して創立70年。サービスの質の向上等、今後も様々なことに取り組む」とコメント。
同じく居住系サービスの「介護付有料老人ホーム慶愛苑小田原」の足立義行施設長は「ベテランの職員がそろい、幅広い地域のニーズに応えられる体制を整えている。引き続きより良いサービスを皆さまに提供していきたい」と述べた。