6/30(月)オープン!隠れ家カフェバー&園芸店「ピカソノオ園芸/PICAS SO NO」昼カフェは軽食やスイーツ♪夜は植物系カクテルも楽しめるバーに@長野県長野市
長野駅と善光寺の中間に位置する長野市権堂の路地裏に、観葉植物などを販売する園芸店とカフェ&バーが融合する「ピカソノオ園芸/PICAS SO NO」が、2025年6月30日(月)にオープン。
いきいきとした植物が並ぶ店の奥に、カウンター5席だけの小さなお店。店主の内田さんが好きなことを仕事で表現したいと開業した園芸店と小さなカフェバーです。昼間はコーヒーやキッシュ風トースト、チーズケーキなどを提供するカフェ、夜は植物系カクテルなどのお酒を楽しめる落ち着いた雰囲気のバーとして営業。昼・夜ともに、エディブルフラワーやハーブ・スパイスや野菜など、園芸店らしい要素を取り入れたオリジナルメニューも楽しむことができます。
園芸店でもあるので、植物を探しにふらりと立ち寄ることも可能。気軽に立ち寄ってみてくださいね。
バー
アイスコーヒー
〈Index〉
▶「ピカソノオ園芸」店主・内田コータさん「好きなものを仕事にしたい」
▶【昼cafe】コーヒーと軽食やスイーツを楽しめる植物のあるカフェ♪
▶【夜bar】落ち着いた雰囲気のバー。植物系カクテルなどを楽しんで♪
▶【園芸店】観葉植物などを販売
▶店の場所は権堂アーケードからつながる秋葉横丁沿い
▶お店のデータとMAP
◆「好きなことを仕事にしたい!」と内田さん
「ピカソノオ園芸」店主・内田コータさん
長野市出身。今年の3月まで諏訪エリアの郵便局で働いていたという内田さん。植物を育てることが好きで、家の中では植物の水やりに2時間かけることもあったのだとか。植物の育成に向き合ううちに「好きなことを仕事にしたいと思ったんです。でも本当にいろいろなことを考えましたよ」。
園芸店の開業に向けて、内田さんが導き出したのは好きな料理も活かした"植物を購入できるカフェバー”。長年お酒の世界で経験を積んでいる同級生からレシピ協力を受けて園芸店らしいオリジナルカクテルを用意するなど、4月から準備を進めてきました。また、軽食やおつまみも、ハーブや野菜を取り入れたメニューを考案するなど、料理上手な内田さんのアイデアがいかされています。
店の場所は「地元の権堂に出したい」と決めていたのだそう。「園芸とカフェとバーをゆったり楽しんでください」と内田さん。和やかな雰囲気を感じられますよ。
画像(上)壁に飾られているアート作品と、カウンター左上部のアート作品は内田さんが手がけたもの。植物を育てる・料理を作る・作品をつくるなど、内田さんの好きなことが詰まった秘密基地のような隠れ家です。古本販売(kasa but a/カサブタ)コーナーも。
店名「ピカソノオ園芸」は愛犬の名前「ピカソ」のしっぽ(尾)に由来。ロゴマークには看板犬のしっぽに植物が付いています。
◆コーヒーと軽食やスイーツを楽しめる植物のあるカフェ〈12時~17時〉
園芸店の奥にあるのは、カウンター5席だけの小さなカフェ。
開業時のフードはオリジナルの「キッシュ風トースト」と「チーズケーキ」。ドリンクはコーヒーメニューをはじめ、ミントやローズマリーなどの生ハーブを使った「フレッシュハーブティー」(HOT/ICE)、ジュースなどがそろいます。
「キッシュ風トースト」600円
特製アパレイユに、ハーブや野菜などを加えた軽食メニュー。具材などはその日のお楽しみです。
取材時は、ほうれん草とピクルスを具材に、ディル・オレガノ・黒コショウなどのハーブとスパイスを加えた内容。ピクルスの風味と食感がアクセントになり、ハーブとスパイスの風味がふわっと香る、朝食にも食べたくなるような味わいです。
「チーズケーキ」600円
長野市「MIKENEKO STAND」に特注した同店限定スイーツ。とろけるなめらかな舌ざわりと、濃厚なのにさわやかな風味が絶妙なバランス。夏にもぴったりの美味しさです。
「アイスコーヒー」550円
上田市「TORTOISE COFFEE(トータスコーヒー)」のシーズンブレンドを使用。開業時にいただけるのは珈琲豆「NATSUZORA」。はなやかな柑橘系の香りがふわっと香り、浅煎りで軽いテイストなのに、苦みもしっかり感じられる一杯。美味しかったですよ!エディブルフラワーにも癒やされますね。
コーヒーは丁寧にハンドドリップ。アイスはワイングラスで提供されます。
こちらもエディブル・フラワーを添えたアイスコーヒー。どんな花が飾られるかはお楽しみです。
お店の一角には「kasa but a(カサブタ)」の書籍や絵本などの古本販売コーナーも。気軽に手にとってみてくださいね。
◆夜は落ち着いた雰囲気のバーに。植物系カクテルなどを楽しんで〈18時~24時〉
夜6時からは落ち着いた雰囲気のバータイム。植物系のオリジナルカクテルをはじめ、薬草系のリキュール・ジン・ウォッカ・ラム・テキーラなどのお酒がそろいます。開業時のおつまみは、自家製シューマイや出汁巻き玉子、ポテトサラダなど、こだわりの手づくり料理がいずれか1品と、ナッツやスパイス専門店「テンテンドット」のスパイスを使った枝豆やポップコーンなどを用意。植物に囲まれた空間でゆったりとお酒を楽しむことができますよ。そして、今後のメニュー展開にも注目です。
◎バー:チャージ代1人500円(スパイスポップコーン付き)
特製「シュウマイ」800円
豚ひき肉と野菜でつくる大きなシュウマイに、園芸店らしくブロッコリーで野菜をプラス。さらにバジルソースとバルサミコ酢で作る特製ソースを絡めていただきます。ソースはバルサミコ酢がバジルソースの味を締めてくれるようなイメージ(個人の感想)。シュウマイだけでも美味しいのですが、絡めると深みのある味がお酒のおともにぴったり。
植物系カクテルより「楽園の余香」1200円
エルダーフラワーのフローラルとオレンジのフルーティな香りが魅力。「やさしい香りで飲みやすいカクテルです」と内田さん。
植物系のオリジナルカクテルは5種類。気分に合わせて楽しんでみてくださいね。
バータイムは雰囲気のある空間に。カフェとは違った雰囲気を味わえます。
バータイムも植物や本を購入できます。
◆手入れが行き届いた観葉植物などが並ぶ園芸店
店舗の入口は園芸店。植物だけを見るために、ふらっと立ち寄ることもできます。販売している植物は、内田さんが土を入れかえ済なので、購入後はそのまま飾って楽しめますよ。
葉っぱの水玉模様が珍しい「ベコニア・マクラータ」や「フィロデンドロン」なども。
見ているだけで癒やされる多肉植物や葉っぱを楽しむ植物がそろいます。※植物のラインナップは取材時のものです。
◆お店の場所は権堂アーケードからつながる秋葉横丁沿い
権堂アーケードから秋葉横丁を北へ向かうと、左側に雑居ビルがあります。
「ピカソノオ園芸/PICAS SO NO」は雑居ビルの2階、古着屋さんの隣にあります。まずは、「PICAS SO NO」とワンちゃんが描かれた黒い看板を見つけてくださいね。
まさに路地裏の隠れ家。園芸店を見るだけでもOK。気軽に扉を開けてくださいね。
(text&photo:Web Komachi編集部 山本朱美)
ピカソノオ園芸/PICAS SO NO
●オープン日
2025年6月30日(月) 12:00
●住所
長野県長野市権堂町2253-6 ナイトインセブンビル201
●営業時間
昼 カフェ&園芸店 12:00~17:00
夜 バー&園芸店 18:00~24:00
●席数
5席
●定休日
月・火・水曜、ほか不定休あり※Instagramでお知らせ
●駐車場
なし ※周辺に60分100円~有料Pあり
●Instagram
https://www.instagram.com/picas_so_no_engei