<サッカー静岡県高校新人戦準決勝>磐田東の山田監督「決勝は何点取られても1点取りに」。先制ミドルの佐藤「決勝は強気で戦う」
>>>磐田東が4−0で浜名を撃破。県西部の実力校対決を制して静岡学園との決勝へ
サッカーの静岡県高校新人大会は1月25日、愛鷹広域公園多目的競技場で準決勝を行い、第2試合は磐田東が4−0で浜名との県西部対決を制して決勝進出を決めました。静岡学園との決勝は26日、藤枝市民グラウンドで行われます。
試合後、両チームの監督に話を聞きました。
磐田東の山田智章監督「攻守が連動できた」
「今日はうまく攻撃と守備が連動できたゲームだった。彼らの頑張りじゃないかと思う。自分たちはチャレンジャーなので、一つでも強い相手と戦って、自分たちの立ち位置を確認しようと新人戦に臨んでいる。選手たちの成長は感じている。
決勝の相手は静岡の絶対王者(静岡学園)なので、選手たちに楽しんでもらう。何点取られても1点を取りにいく。コンセプトは変えずにどれだけ自分たちができるか、どこまで通用して、何が駄目なのかをしっかり見極めたい。静学の選手たちにストレスを感じさせるようなことができるか、楽しみ。静岡を勝ち抜くためにはスタンダードのレベルを上げていかないと」
先制ミドルシュートを決めた磐田東のMF佐藤晴斗(ジュビロSS掛川出身)
「チャンスがあればどんどんゴールを狙っていこうと思っていたので、早い時間帯に決められてよかった。(右足の)アウトサイドに掛けたが、自分も『まさか入るとは』とびっくりした。相手は狭いところでパスを回してくると分かっていたので、ボールを奪った後に広げて、フリーな選手を使うことを意識していた。(決勝は)静岡学園のドリブルをはね返せるように、強気で戦いたい」
磐田東の最終ラインを統率するDF原崎晄(浜松可美中出身)
「浜名は後ろからしっかりつなぎながら崩してくるチームなので、常に味方とコーチングし合いながら、マークの受け渡しを意識していた。絶対に優勝するという気持ちでみんなでやっているので、それが試合に出ている。
失点しないように、人一倍体を張って守っている。静学(決勝の相手)は足元がうまいので、チーム同士でコミュニケーションを取って集中力を切らさずに戦いたい」
浜名の内藤康貴監督「課題はっきり」
「相手の狙いにはめられて、それを技術やチーム戦術ではね返すことができなかった。相手の立ち位置や狙っていることを見極めて、プレーを変えたりすることが今日は全然できなかった。
4点差をつけられて選手のショックは大きいかもしれないが、今の力の差はこれぐらいある。もう一度見つめ直してやっていきたい。課題ははっきり見えたので、我々にとってはよかった」