スパイシーで和風!驚くほどの鯛の濃厚な出汁が染み込んだ「ビリヤニ」
数年前からスパイス文化にどっぷりハマっていて、特に関西で出会うスパイスカレーやスパイス料理は本当に個性豊かで面白いなーと思っています。
正統なインドのカレーとは全く違っていて「これとこれを合わせるの?」とびっくりするような組み合わせの素材だったり、トッピングを混ぜ合わせていく面白さなど…… 口に入れて初めてわかる「こんな味」に頭がちょっと混乱する感じが「ハマった」一番の理由なのですが、スパイス料理に触れているとよく見るのが「ビリヤニ」。
気になりつつも、簡単にいうとインドの炊き込みご飯という認識で、スペインのパエリア、日本の炊き込みご飯や中華の炒飯のようなものという認識で、お店で見かけても選ぶのは二の次でいたのですが、その概念がガラリと変わったのがこのSPICE GATEの「鯛出汁チキンビリヤニ」です。お取り寄せで出会ったのですが、SPICE GATEが運営する京都烏丸の「INDIA GATE」でも食べることができ、今すぐお店に行きたい気持ちでいっぱいになっています。
SPICE GATEは、インドのお米、インディカ米「バスマティライス」の独特な香りと食感に魅了されたオーナーさんが作るビリヤニやカレーの専門店。いくつかお取り寄せができて、王道のスパイスや辛さが際立つビリヤニもあり、かなりお気に入りで美味しいのですが、なかでも他にはない!と感じたのが、お店で一番人気のこちらでした。
お取り寄せは、できた状態で届くので調理も簡単。冷凍のまま電子レンジで温めるだけ。2種類のお米を組み合わせていて、お皿に移す時から目で見てもスプーンですくってもわかる“ふわパラ感”にびっくりします。しっとりした日本の炊き込みご飯とは全く別物です。
そのふわふわなお米に濃厚な鯛の出汁が染み込んでいて、見た目はシンプルでチキンとカレーリーフが見えるくらいなのですが、食べるとその複雑さにびっくりします。「うわ!なにこれ」と声が出そうになるくらい濃厚で、でも優しい鯛出汁は日本人の大好きな味で、特に出汁好きにはたまりません。
でも後味はピリリっとした黒胡椒のスパイシーさとハーブの香りがあり、やっぱりビリヤニだなと感じます。これだけでも完成型と言っていいほどなのですが、お店の方によると、スーパーのお惣菜や晩ごはんのおかずと一緒に食べるのもおすすめだそうです。
またスパイス料理の辛さが苦手というな方にはハードルが高く感じることもあると思いますが、こちらは唐辛子の辛さはないので、辛いのはあまりという方にも是非是非おすすめです。ちなみに辛いのが好きな方は「骨付きマトンビリヤニ」も一緒にぜひお取り寄せしてください。ガツンとくる唐辛子とマトンの香りがおすすめです。
レンジで温めるだけで完成してお店が提供する味を失敗することなくお家でも楽しめるので、お取り寄せ初心者の方はもちろん、京都のお店で食べた味を自宅でも食べたい、ちょっと京都は遠い、という方にもおすすめです。
商品名:鯛出汁チキンビリヤニ
販売:SPICE GATE
文:お取り寄せの達人:aiko*さん(お取り寄せ生活研究家)