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『トップガン マーヴェリック』の続編映画が製作予定 ─ 製作陣、キャストのコメント、主演トム・クルーズの近況は?情報まとめ

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世界的ヒット作であると同時に、主演のトム・クルーズのキャリアを代表するシリーズでもある『トップガン』(1986)『トップガン マーヴェリック』(2022)からは、現在シリーズ第3弾となる続編新作が準備中だ。これまでの経緯を振り返ってみよう。

続編を望む声は『トップガン マーヴェリック』が大ヒットとなった上映時当時から飛び交っていたが、正式に米パラマウント・ピクチャーズで製作されることがしたのは2024年1月のこと。マーヴェリック役のトムが続投し、ルースター役マイルズ・テラーとハングマン役のグレン・パウエルの出演も見込まれていることや、『トップガン マーヴェリック』(2022)の製作陣が再集結すると報じられた。

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

一方、『マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督は、2024年1月末時点では企画には携わっておらず、開発段階ですらないとしていた。第1作と第2作までに36年を要したため、第3作も「また36年かかるかもしれない」と慎重な姿勢をている。

また、製作陣の重要人物、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、第3作のアイデアはすでに、トムもそのアイデアを気に入っていると2024年3月に認めている。「いつ作られるのかは分からない」を前置きしつつも、関係者が前向きな気持ちでいることを仄めかした。

そこから約3か月後、ブラッカイマーは「まだ目標にはたどり着いていないです。時間はかかりそうですね」と、主だった進捗は見られていないと言及。もっとも、2024年6月時点では、ブラッカイマーもコシンスキーも、ブラッド・ピット主演によるカーレース映画『F1(原題)』製作の真っただ中だったため、他のプロジェクトに目を向けられる時機ではなかったのかもしれない。

キャストの反応を見てみよう。『マーヴェリック』にてボー・“サイクロン”・シンプソン海軍中将役を演じたジョン・ハムは、2024年5月に「正式な話し合いは一切していない」ものの、再演をする意を表明している。トムや、ブラッカイマー、コシンスキーの仕事ぶりを鑑みるに、実現には相当の時間がかかると推測しながらも、「確実に復帰したい」とのコメントが非常に頼もしい。

ハングマン役グレン・パウエルも、2024年7月に「すでに日取りはある」「時間はかかるけれど、必ずそのうち進行する」といる。『マーヴェリック』での大ブレイクを機に、一躍トップスターの仲間入りを果たし、『バトルランナー』(1987)のリメイク映画、医療裁判映画『Monsanto(原題)』など待機作目白押しのパウエルにとっても『トップガン』第3作が、優先順位の高い企画であることが窺える。

ロバート・“ボブ”・フロイド大尉役ルイス・プルマンは、2024年10月に「僕が知っているのは、グレン・パウエルの話だけです」と控えめにコメント。「すべてはトム次第だと思います」と加え、自分が知っている情報がごく限定的であることを示唆した。

初報から約10か月、これといった動きが見られていないのは、ひとえにトムの多忙さゆえだろう。名実ともにハリウッドいちのスター俳優であるトムは、同じくキャリアを代表するシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル8(仮題)』の撮影をところ。そこから間髪入れず、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による新作映画(タイトル未定)の撮影が間もなくする。ダグ・リーマン監督と宇宙で撮影する映画も企画中かつ、1990年製作のレース映画『デイズ・オブ・サンダー』の続編企画もしたばかりだ。

トムとパラマウント・ピクチャーズの関係においては、『デイズ・オブ・サンダー』続編よりも『トップガン』続編が優先されることとなるが、現状明らかになっているトムの過密スケジュールを考慮すると、『トップガン』第3作への道のりが長いのは間違いなさそうだ。次回もまた36年の歳月を要さないと良いのだが……?

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