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【お安い名店番外編】露天風呂で地酒も飲み放題!おもてなしが凄すぎる宿はずらーっと並んだ小鉢が圧巻

アットエス

GWの旅行にもおすすめ! 飯坂温泉の「もてなし過ぎる宿」


お得なことや楽しい情報が大好きなフリーカメラマンでお安い名店保存会会長の望月やすこです。今回ご紹介したいのは、福島県の飯坂温泉にある「もてなし過ぎる宿」。ずらーっと並ぶ圧巻の小鉢に惹かれ「いつか行ってみたい!だけど遠い!」って思っていたんですが、行ってみたら新幹線でビューンと1時間程度。案外近かった!皆さんの春休みやGWの旅先の候補に入れてもらえたら嬉しいです。

小鉢だけでも31皿。食べるたびに驚きと楽しさがあってワクワクしちゃう!

もてなし過ぎる宿の名前は「青葉旅館」。温泉地として昔から有名な福島県福島市の飯坂温泉にある家族経営の小さな温泉宿です。何がもてなし過ぎなのかって、色々あるんで順番に説明させてください。

こーんなにたくさんの小鉢!小鉢!小鉢!

 

左から米沢牛の燻製・干し柿バター・会津郷土料理のニシン山椒漬け
ふき・イカの粕和え、ヒラメのコチュジャン


小鉢の内容は、一見どれも和風煮物に見えますが、洋風・中華風・韓国風のものがあったりして、飽きの来ない味付けです。食感も歯ごたえがあるものから喉越しを楽しむものなど様々。食べるたびに小さな驚きと楽しみがあってワクワクしました。品数も内容もその日によって様々で、一番おすすめの時期は山菜づくしになるこれから! 4月末から5月は、家族総出で山に入り、色々な種類の旬の山菜を摘むのだそう。うー、これは春にも行きたくなっちゃう。

小鉢がメインじゃない! ちゃーんとメイン料理も登場

さらにメイン料理もちゃんと付きます。この日のメインはお刺身盛りと天ぷら。海老が大き過ぎてあやうく食べきれないところでした。採れたて生わかめのしゃぶしゃぶがまた新鮮で美味しかったな〜。

この日のメインは鯛めし、天ぷら盛り合わせ、生わかめと貝のしゃぶしゃぶ
わかめは出汁にさっと潜らせるときれいな緑になるのが楽しい

料理は部屋食。だからそのまま爆睡しちゃってもOK

この料理、食堂や食事処ではなく、宿泊する部屋で食べられる「部屋食」なんです。最近、部屋食の宿ってあまりないように感じるので、これだけの料理を部屋まで運んで、一品一品自分の前に置いてくれる行為だけで感動しちゃいました。

小鉢をつまみにビールをたっぷりいただいて「ああー、もう食べられない!お腹いっぱい」となったら、電話をすると布団を敷きに来てくれます。私はそのまま爆睡してしまいました。

部屋は昔ながらの和室。ちょっと狭めではあるけれど十分な広さでした

お楽しみは3つの貸切温泉と露天風呂でいただく飲み放題の地酒

 

憧れだった露天風呂でいただく日本酒


でもね、お楽しみはまだまだあるんです。青葉旅館には3つのお風呂があってそのどれもが貸切の24時間入れる温泉風呂。

だから入りましたよ、朝4時起きで露天風呂に!だって露天風呂には福島の「地酒」と「升」が用意されてるんだもの。しかも飲み放題。憧れだったんですよねー。露天風呂で升酒を飲むのって。貸切だから人目を気にせずに心ゆくまでたっぷりと地酒「青葉」をいただきました。無料で使えるマッサージチェアもあったので、そこでもうひと寝入り。う〜ん、これぞ極楽。

朝食だってすごい品数。これぞおもてなしの心!

おもてなしの心を感じた朝食の一例


朝風呂の後は、もちろん付いてる朝食タイム。その品数は、予想を上回るなんと39皿+りんごジュース!驚いたことに全ての小皿が夕食で使われたものとは違うデザインでした。料理の内容だけでなく、盛り付ける小皿まで変えてくるとは!一体いくつの小皿とおかずのバリエーションを持っているんでしょう。

ここまでくると根性というか気概を感じますが、これは先代の女将さんの時代から続く青葉旅館の「おもてなしの心」を表したものなのだそうです。食後にはコーヒー&デザートまで付いてました。

こんなに満喫できる宿。果たしてお値段は…?

気になる1泊2食付きの宿泊料金は、友達と2人で宿泊して1人あたり1万8千円弱。部屋食・温泉・地酒の飲み放題まで満喫できてこのお値段だなんて、だいぶお安いと思いませんか? ちょっともてなしが過ぎちゃいますね。
というわけで今回は、ずらーっと並ぶ小鉢料理が圧巻の素敵なお宿「青葉旅館」をご紹介しました。
※価格は税込。2025年3月時点

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■青葉旅館

住所:福島県福島市飯坂町東堀切7
電話:024-542-3346

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