西武がMLB通算12発のタイラー・ネビン外野手を獲得 広池本部長「広角に打てる、中軸を任せたい」
セデーニョとともにクリーンアップ期待
西武は17日、タイラー・ネビン外野手(27)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は26。
ネビンは身長193センチ、体重102キロの右投げ右打ちの外野手で、オリオールズ時代の2021年にメジャーデビュー。アスレチックスに移籍した昨季は87試合に出場し、打率.204、7本塁打、20打点をマークした。
メジャー在籍4年間の通算成績は192試合で打率.204、12本塁打、49打点、OPS.614。ポジションはメジャー通算ではサードが83試合で最多。昨季はファースト、レフト、ライトも守っており、西武ではレギュラー不在の外野での起用が有力視される。
このオフはすでに前オリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手(26)を獲得しており、2人目の助っ人野手を補強。広池浩司球団本部長は「広角に打てる打者です。日本で飛躍したいという思いが強く、セデーニョと共に中軸を任せたいと思っています。まだ27才と若く、今後もさらなる成長が期待できます」とクリーンアップ候補として期待を寄せた。
ネビンは球団を通じて「入団することが決まり、とてもうれしく思っています。2025シーズンをライオンズファンの皆さんと共に戦えることが今から楽しみで待ちきれません!」とコメントした。
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記事:SPAIA編集部