税の作文 瀬谷区長賞に末本さん 種類や役割調べる
国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催する、中学生の「税についての作文」の表彰式が1月20日に開かれ、瀬谷区長賞を獲得した横浜隼人中学校=瀬谷区阿久和南=の末本将大さん(3年生)に表彰状が贈られた。
保土ケ谷税務署管内(瀬谷区、旭区、保土ケ谷区)で、7校332件の応募があった同コンクール。瀬谷区では同校から多くの作品が寄せられたため、その感謝を伝えるために同催しが開かれた。当日は、植木八千代区長や保土ケ谷納税貯蓄組合総連合会の河原隆子会長が来校。末本さんをはじめとする受賞者に表彰状が贈られた。
同校では3年後期から税金について学ぶため、その予習として同コンクールへの応募を夏休みの宿題としている。末本さんの受賞作「税の種類」は消費税や所得税、住民税などの役割を調べ上げ、「私たちの生活を豊かにしていることが分かった」と書いたもの。「税金について、これからも勉強していきたい」と末本さん。朝木秀樹校長は生徒たちに「将来は、しっかり税金を納める人になってほしい」と言葉を送った。