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巨人投手のストレート平均球速ランキング MAX160キロの大勢がトップ

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巨人・大勢,ⒸSPAIA

チーム防御率2.35の巨人

セ・リーグ首位の巨人はリーグ3位のチーム防御率2.35と投手陣が“奮投”している。その中でストレートが最も速いのは誰だろうか。今季の平均球速ランキングは下の通りとなっている。

大勢、ケラー、平内龍太がTOP3

短いイニングを全力で投げることが可能なリリーフ投手が上位に並んでいるが、その中で最速は大勢だ。今季は22試合で1勝1敗16セーブ、防御率1.31。右肩痛で2カ月近く抹消されていたが、6月30日に一軍復帰してからはクローザーとして活躍しており、最速でもチームトップの160キロをマークしている。

2位は152.6キロのケラー。阪神から移籍した今季は32試合で1敗11ホールド、防御率1.67。最速156キロのストレートとカーブ、フォークのほぼ3球種で中継ぎとして役割を果たしており、7月はいまだ無失点で首脳陣の信頼も増している。

3位は151.8キロの平内龍太。2020年ドラフト1位の剛腕は過去3年で計4勝と期待に応えられず、背番号11から背番号66に変更されたが、今季は5月から一軍に帯同して防御率1.20をマーク。ブルペン陣に疲労の溜まる夏場以降は出番が増えるかもしれない。

左腕バルドナードやルーキー西舘勇陽も

4位は150.8キロのバルドナード。パナマ出身、身長196センチ、体重122キロの巨漢左腕は、ここまで40試合で1勝3敗9セーブ16ホールド、防御率2.45をマークしている。

5位にはドラフト1位ルーキーの西舘勇陽が入った。平均150.4キロのストレートとカットボール、カーブ、スライダー、フォークを駆使し、26試合で1勝2敗1セーブ19ホールドを挙げているが、6月30日に登録抹消された。

6位は登板数が2試合と少ないが、148.9キロの松井颯がランクイン。育成出身の2年目右腕は今後の成長が期待されている。

7位は昨オフ、アダム・ウォーカーとの交換トレードで高橋礼とともに巨人に加入した泉圭輔。平均148.7キロのストレートで26試合に登板し、1勝1セーブ4ホールド、防御率0.74をマークしている。

先発陣最速は菅野智之

8位は復活を果たした菅野智之。先発陣では最速の平均148キロで、ハーラートップタイの9勝を挙げている。ここまで来たら4年ぶりの最多勝も期待される。

9位は育成出身の3年目右腕・京本眞。一軍では4試合に登板したのみだが、平均147.7キロを計測している。現在は二軍で実戦経験を積んでおり、今後の成長が待たれる。

10位は147.5キロの赤星優志。3年目の今季は15試合で勝ち星なしの6敗1ホールドと苦しんでいる。優勝するためには調子を上げてほしい選手の一人だろう。

ストレートが速ければいいというわけではないものの、スピードは大きな武器であることも確かだ。勝負の8月、9月戦線に向け、速球派投手のさらなる活躍が期待される。

※成績は2024年7月29日現在

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記事:SPAIA編集部

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