黒木華×中村蒼「ほっこり恋人あるある」に思わず笑顔!海外からも熱視線の話題作『アイミタガイ』本編映像解禁
中條ていによる小説(幻冬舎文庫)を映画化した『アイミタガイ』が11月1日(金)より全国公開。このたび、黒木華が演じる主人公・梓と、中村蒼が演じる恋人・澄人の自然なやりとりに思わず“ほっこり”する本編映像が解禁となった。
黒木華主演! 海外からも熱視線の注目作
黒木華を主演に迎え、共演に中村蒼、藤間爽子ら実力派俳優が集結し、人間ドラマのアンサンブルを奏でる本作。メガホンを取るのは、来年2月に『大きな玉ねぎの下で』の公開が控える草野翔吾監督。
本作は10月2日~11日に韓国・釜山にて開催された第29回釜山国際映画祭で、映画祭を代表する部門の一つでもあるコンペティションのジソク(Jiseok)部門へ選出され、計3回の上映は全て完売するなど、海外からも熱い視線を集め、公開に向けさらに期待が高まっている。
「助け合い」の心が奇跡を起こす
ウェディングプランナーとして働く梓は、ある日突然、親友の叶海(藤間爽子)を事故で失う。恋人の澄人との結婚にも前向きになれずにいた梓は、いつも一番の味方でいてくれた親友との別れを受け入れられず、立ち止まってしまう。そして、娘の死をなかなか受け止められずにいた叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)も、あるきっかけから叶海が生前どう過ごしていたのか辿ってみることにする。
本作は、誰かを想ってしたことは、巡り巡って自分の元に返ってくるという“相見互い”の助け合いの心が、出会うはずのない人々を繋げ、小さな奇跡が起こる模様を描く感動作だ。
ほっこり“恋人あるある”本編映像解禁!
叶海を失った悲しみから立ち直れずにいた梓を支えるため、梓との関係を一歩前に進めることを決意した澄人。祖母の家に向かう梓を見送りながら、結婚したいという思いを伝えるタイミングを窺うも中々切り出せず、澄人は梓が乗る電車に飛び乗った――。
このたび解禁となった本編映像は、突然二人で訪ねることになった祖母・綾子(風吹ジュン)の家でのワンシーン。「ヒートンがあったから留めておこうと思って」という澄人に、「ヒートン?」と聞き返す梓。ヒートンとは、壁にねじ込むことで物を吊り下げる、いわゆる“丸環ねじ”の一つ。誰もが見たことはあるが名称は知らない、しかし覚えておけば地味に役立つ知識である。
どこか頼りないと思っていた澄人の意外な一面を見た梓が「ムダなことはよく知ってるね」とつぶやくと、ふくれっ面で「ムダってなんだよ。(ムダなこと)『は』ってなんだよ」とツッコみつつも笑ってしまう澄人。それまで積み重ねてきた信頼関係が垣間見える、さりげなくも楽しそうな様子が切り取られた、このシーン。恋人同士のリアルな空気感や、“あるある”なやりとりにほっこりさせられる。
両親が離婚した経験から、結婚に対して複雑な思いを抱えている梓。その思いを知った澄人が、梓のためを思って取った行動とは――。誰かを想ったやさしい「秘密」が立ち止まっていた人々の心を灯す、この秋大注目の感動作『アイミタガイ』は2024年11月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。