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【倉敷市】【3/23(日)開催】第2回障がいのある人もない人も共に楽しむ「春フェス」2025 ~ 同じモノを見て聴いて、感動を共有しよう!

倉敷とことこ

【3/23(日)開催】第2回障がいのある人もない人も共に楽しむ「春フェス」2025 ~ 同じモノを見て聴いて、感動を共有しよう!

河津桜が咲きはじめ、土手にはつくしが顔を出し、ようやく春らしい穏やかな気候の日が増えてきましたね。

週末には、マルシェやイベントも徐々に復活してきました。
令和4年度に公表された厚生労働省障害福祉課「障害福祉分野の最近の動向」によると、日本国民の約7.6%の人に何らかの障がいがあると言われている今日この頃。当然街角で開催されるイベントにも、障がいのある人が参加することでしょう。

しかし、街中で障がいのある人を日々見かけるかというと、そうではないかもしれません。

2025年3月23日(日)に、倉敷市中心部では、障がいのある人もない人も共に楽しむ第2回「春フェス」2025(以下、「春フェス」と記載)が開催されます。

企画のねらいや当日の楽しみかたを、春フェス事務局に聞いてきました。

「春フェス」とは

「春フェス」は、2025年3月23日(日)午前10時~午後4時30分まで、倉敷市中心部にある倉敷アイビースクエア愛美赤煉瓦館で開催されます。主催は、福祉が日常に溶け込む新しいまちづくりを目指す「くらしき支援LABO」。

当日は、愛美赤煉瓦館で以下のプログラムや出店があります。

・西棟(花とゲームと遊びのエリア)
・北棟(音楽のエリア)
・飲食、物販14店舗

詳しくは、以下の画像を確認してください。

個別の配慮が必要なかたへのサポートもあります

一人でも多くの障がいのある当事者のかたが安心してイベントを楽しめるように、個別のサポートもおこなわれます。スタッフはビブスを付けているので、気軽に声を掛けてみてください。

医療的ケアなど別室での対応、筆談や簡単な手話、英語での案内もできる限り対応する予定だそうです。

第1回「春フェス」のようす

今年(2025年)が2回目の開催となる「春フェス」。第1回は「音楽と花で彩るフェス」のタイトルで2024年3月17日(日)に開催されました。

当日は雨天でしたが、花や音楽を楽しむ人たちに天気は関係ありません。なかには四国や広島など県外から音楽を楽しみにはるばると来場した人が、障がいの有無にかかわらずいました。

第1回のようす(写真提供:春フェス事務局)
第1回のようす(写真提供:春フェス事務局)

2025年は今のところ晴れ予報ですが、雨天でも楽しめるよう準備を進めているとのことです。

「春フェス」事務局へのインタビュー

「春フェス」が始まったきっかけや今回の目玉企画について、NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ内春フェス事務局の安藤希代子(あんどう きよこ)さんに話を聞きました。

安藤希代子(あんどう きよこ)さん

──「春フェス」の企画意図を教えてください

安藤(敬称略)──

今回、副題に「障がいのある人もない人も共に楽しむ」という言葉を付けました。「春フェス」はその副題のとおり、障がいのある人とない人が自然に交流することを目指したイベントです。

本来、どのイベントも障がいの有無にかかわらずどんな人も行って良いのが当たり前です。でも、障がいのあるかたが楽しむ姿って、街中でそう頻繁に見かけないですよね。だから、今回はあえて「障がいのある人もない人も共に楽しむ」と呼びかけることで、障がいのあるかたたちがこのイベントだったらと安心して来場してほしいと思って企画しました。

それだけではありません。障がいのない人たちにも、このイベントを通して、障がいのある当事者やその家族、支援者に出会ってくれたらと思っています。

毎年春に、倉敷の中心部で障がいのある人たちにたくさん出会うイベントがある。
そこで、障がいのある人がどのようにイベントに参加しているのかを知り、共に何かを楽しむことに慣れる
そしていつか、街中で開催されるさまざまなイベントを、障がいのある人もない人も共に楽しむことが当たり前になっていく。

それが倉敷の「当たり前」の風景になるきっかけになったらと思って、春フェスを企画しています。

──障がいの有無にかかわらず楽しめるプログラムや出店が目白押しだと聞きました

安藤──

昨年(2024年)は有料かつ障がいのあるかたのみの参加だった装花ワークショップが、今年は障がいの有無にかかわらず無料で体験していただけます。ぜひみなさんで、大きな花のオブジェ作りを楽しんでください。

また、昨年は音楽ライブのリハーサルを非公開にしていましたが、今回は公開リハーサルになります。リラックスした表情の演者や準備風景も見られるかもしれないので、音楽好きには必見です。

JAZZライブと共に、JAZZ&TEAのブレンドティーも飲めますよ。なんと、JAZZ&TEAのブレンドティーは、JAZZの曲名が名付けられているんです。音楽を聞きながらその曲の名前のブレンドティーを飲む体験をしてみませんか。

今年初めての試みには、「太鼓の達人ドンダフルフェスティバル」体験&大会があります。
障がいの有無にかかわらず楽しめるゲームのひとつで、今回のイベントに合わせて楽しい体験会が開催されますよ。大会もあるので「我こそは!」というかたのご参加もお待ちしています。

プログラム後半の「突然じゃんけん」もお楽しみ(写真提供:春フェス事務局)

──たくさんのプログラムがあって、すべてまわるのは大変そうですね!

安藤──

音楽が好きなかたは音楽を、食を楽しみたいかたは食べ歩きを……と自分の目的に合うプログラムを選んで楽しんでいただいて大丈夫ですよ。

本イベントは、入場無料かつ出入りも自由です。なので、ピンポイントで気になるプログラムのみ参加していただいても構いません。

会場だけでなく、倉敷アイビースクエアや倉敷美観地区の散策も併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。会場内では飲食スペースを広く取っていますし、休憩や医療的ケアに使っていただく別室も用意していますので、散策に疲れたらまた会場に戻ってきてゆっくりしていただくこともできますよ。

──来場者にどのようなことを感じてもらいたいですか?

安藤──

まず、障がいのある当事者やその家族には、安心して会場に来てイベントを楽しんでもらいたいです。障がいのある当事者にたくさん来てもらいたいので、スタッフもたくさん配置しています。

スタッフはビブスを付けているのでお気軽にお声がけください。……と言っても、なかなか声を掛けづらいかたは総合案内に来ていただいても構いません。どんな些細なことでもサポートしますので、遠慮なくお申し付けくださいね。

左:安藤希代子さん、右:春フェス事務局の石川圭子(けいこ)さん

普段障がいのあるかたと関わる機会のないかたも、まずはこのイベントを全力で楽しんでください。
思いっきり楽しんで、花の美しさや素敵な音楽に感動したとき、ふと隣を見たら障がいのあるかたも同じものを見て同じように感動している。そんな風景に出会えるはずです。

──最後に、読者へメッセージをお願いします

安藤──

当日は今のところ晴れ予報ですし、あたたかい気候のなか、倉敷アイビースクエアへ気軽に足を運んでいただければと思います。障がいのあるかたもないかたも、気負わずただただ、お目当てのプログラムを楽しんでください。

それだけで充分なので、ぜひ多くのかたにお越しいただきたいです。ご来場をお待ちしております。

おわりに

「昨年と違って今年は、イベントタイトルにも福祉的なイベントだとわかるようにしたんです」

安藤さんが教えてくれました。

昨年は、障がいの有無にかかわらずたくさんの人に来てもらうことに重点を置いていましたが、イベントに込めた想いを口にしなかったことで「本当は障がいのある人やその支援者に関心をもつはずだった人」と繋がるきっかけを失ってしまったかもしれないと、モヤモヤした気持ちが残っていたとのこと。

だから今年は、副題が「障がいのある人もない人も共に楽しむ」になったそうです。
倉敷の街の中心部で、障がいある人もない人も当たり前に同じイベントを楽しむ。その風景の一員に、なってみませんか。

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