食費がみるみる減る!主婦が6年間で1000万円貯められた秘密は「ノート」の使い方にあった
「苦しい節約より、必要な支払いでお得を積み重ねる方が、暮らしが豊かになります」と話すのは、40代主婦のくぅちゃんさん。浪費家で貯金ゼロだった彼女ですが、育児休業中に将来のお金に不安を感じたことから節約をはじめ、ついに6年間で1000万円貯めることに成功しました。そうしてたどりついた前向きな節約の極意を公開しているムックが『「食費節約」「ポイ活」「ほったらかし投資」をコツコツ同時進行! 一生お金に困らない みるみる"お得"が増える暮らしのコツ』(扶桑社)です。今回はこの本の中から、むやみに削るのではない食費の節約の仕方をご紹介します。
※本記事はくぅちゃん 著のムック「『食費節約』『ポイ活』『ほったらかし投資』をコツコツ同時進行! 一生お金に困らない みるみる"お得"が増える暮らしのコツ」から一部抜粋・編集しました。
もっともっと使いやすくなった「1週間献立ノート」の使い方
私が献立を「先決め」する際に使っているのが「1週間献立ノート」。
すでに愛用してくださっている人も多いこのノートが、さらに使いやすくアップデートしました。
ノートにSTEP1~10の手順で記入すると、「買い物リスト」が完成します。
1週間分の買い物予算もわかりますよ。
「1 週間献立ノート」の改良ポイント3
旧ノートを使っている人は新作の改良点を参考に。
今回初めて使う人は使い方ポイントとして読んでね。
1.縦開きになり、冷蔵庫につり下げOK
前は横開きでしたが、縦開きにしたことで冷蔵庫につり下げられるように。いつでもすぐにチェックできるようになりました。
2.書き込むスペースがゆったり
前は左ページ全体がメモ欄で、右ページの献立欄の下が「あるもの」「つくりおき」などの書き込みスペースになっていました。アプデ版は書き込みスペースを広くしました。
3.実際にかかった食費を記録
前は買い物前に「だいたいこれくらいかかるかな?」という予算を記入する欄だけでしたが、アプデ版は買い物後の金額を記入する欄を新設。家計簿代わりに活用できます。
【STEP1】曜日と日付を書く
まず最初に、まとめ買いする日やその翌日など「1週間献立がスタートする日付と曜日」を記入。わが家はまとめ買いする日曜がスタートで、土曜終わりです。
【STEP2】家族の予定を書く
パパの飲み会、ママが仕事や保護者会などで帰宅が遅いなどの予定を記入。今週の日曜は二男の野球の試合があるので、昼食用におにぎりをつくります。
【STEP3】今、家にある食材を書く
冷蔵庫の中にある食材のほか、缶づめや乾物などの保存がきく食材も書き出します。冷凍保存しているものは冷凍欄に書きます。
【STEP4】メインおかずを書く
曜日ごとに決めたメインおかずのジャンルに従ってメインおかずを考えて記入。ジャンルが決まっているからラク。
【STEP5】サブおかずを書く
メインおかずがわりと手の込んだものなら、サブおかずは納豆やミニトマトなど器に盛るだけのものにします。夕飯づくりにかかる時間と手間のバランスを考えて、がんばりすぎないようにするのがポイント。
【STEP6】つくりおきおかずを書く
「あるもの」やメインで使う食材の残りでつくれる、つくりおきおかずを記入。STEP5のサブおかずのなかから、つくりおきにできそうなものも、ここに書きます。
【STEP7】お弁当のおかずを書く
前日のメインとサブ、つくりおきおかずをチェックして、お弁当のおかずになるものを記入。多めにつくれば、お弁当用のおかずをわざわざつくる手間を減らせます。
【STEP8】買い物リストを書く
「あるもの」にない、「1週間分の献立をつくるのに必要な食材」を記入。さらに、牛乳、豆乳、食パンなど朝食用の食材もプラス。その際にスーパーの入り口からレジまでの売り場順に書くと、スーパーの中を行ったり来たりのムダな動きがなくなります。
【STEP9】今週の予算額を書く
買い物リストを見ながら、おおよその買い物金額を試算して記入。予算オーバーの場合は安い食材に替えたり、献立を変更するなどして調整します。
【STEP10】今週の食費を書く
買い物後、レシートを見ながら、実際にかかった買い物の金額を記入します。