ロッテリア新作「フィリーチーズステーキバーガー」が実にジャンクでいい感じ! スパイシー版はダブルで食いたい
X(Twitter)を弄っていたら、ロッテリアの投稿が流れてきた。2025年1月30日にロッテリアから新作が出るらしい。
「フィリーチーズステーキバーガー」だ。美味そう。しかしバーガー屋はしょっちゅう美味そうな新作を出すもの。機会があれば……という感じでスルーしかかったのだが、ふと思った。
この中くらいの長さに切った玉ねぎって、チェーン店のバーガーじゃそんなに見ないタイプだよな。なんとなく気になりだしたので食べてみることに。
・玉ねぎ
私は食べ物に関して味の好き嫌いは無いのだが、しかし使用場面を特定しての形状には苦手なものがある。バーガーに使用される玉ねぎについていえば、輪切りに良いイメージが無い。
もし玉ねぎが上手く噛みきれなかった時に、ズルズルと輪のまま引きずり出されるのが嫌なのだ。黙っていると輪切りになるIn-N-Out(イン・アンド・アウト・バーガー)では、もちろん常にChoppedのオニオンを指定するタイプ。
Xに流れてきた写真的には、玉ねぎが程よい長さにカットされている。これは好きなタイプだ。ロッテリアも、恐らく肉とチーズがウリであろうバーガーの新作に、玉ねぎで釣られて食べにくるヤツがいるとは思わなかっただろう。
HPを見たら、「スパイシー フィリーチーズステーキバーガー」という、恐らく辛いのであろうバージョンもあるもよう。ようし、両方ゲットしてこよう。ということで近くのロッテリアに向かったところ、ゼッテリアに改装中でやっていなかった。
しかたがないので少し遠い店舗からウーバー。最近改装中の店舗をよく見る気がする。最終的にどこまでゼッテリアになるんだろう。
届いたのがこちら。
なるほど、スパイシー版は包装にチェックが付いているのか。
・チーズ
まずはノーマルから見ていこう。
バンズを開くと……
これだよこれ。このサイズ感の玉ねぎが丁度いいんだよ。玉ねぎの玉ねぎらしい厚みと食感を味わえるし。次に微塵切りがいい。
続いて薄切りの肉。チーズソースが沢山かかっている。
ステーキというと厚みのある肉がイメージされがちだが、チーズステーキはフィラデルフィアのローカルフードの1つ。細切れの薄切り肉を使用する。フィリーはPhillyで、フィラデルフィアの意味だ。
最下層はこんな感じ。
食べてみると、一見完全にシナシナになってそうに見えた玉ねぎは、それなりに歯ごたえを保っており、全体にまんべんなく行きわたっているチーズと合わさってイイ感じだ!
このジャンク感が嫌いな人はいないだろう。いいラインを突いていると思う。
・スパイシー
続いてはスパイシー版。開いてみると、ハラペーニョは3切れ入っていた。バーガーのサイズ的にも、無難な量だろう。
赤いのは特製旨辛ソースだそうで、ハラペーニョとソースの両方でスパイシー感を演出する仕組みだと思われる。
こちらも食べてみると、辛さの具合が、まさにちょうど良い。チーズソースが若干甘めなので、ハラペーニョの辛さと酸味は良いアクセントになっている。
ノーマル版よりも肉が食べたくなる感があるので、17時以降から限定の「夜ダブルバーガー」仕様との相性は絶対に良いだろう! あとでビールとセットでもう一度買いに行こうと思う。
参考リンク:ロッテリア
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.