札幌「すみれ」のDNAを受け継ぐ行列ラーメン「麺屋 彩未」で味噌じゃないほうを食べてみた
こんにちは。週に1回はラーメンの湯気で顔を保湿しているライターのLDです。
さて、先日たまたまお昼時に近くを通ったので、一杯やってくか!と「麺屋 彩未」さんを訪れました。
言わずと知れた札幌の行列ラーメン店「麺屋 彩未」
札幌ラーメン界のレジェンド「すみれ」から「のれん分け」され、愛され続けている名店「麺屋 彩未」。
正直もう「のれん分け」って言わなくていいと思うの。
「すみれ」で修行したと知ると嬉しくなるけど、もう立派に本家と肩を並べるくらい平日昼間から行列なんですよね。
「のれん分け」っていうと、どことなく子分感でちゃうけど、これだけ札幌のラーメン界を牽引しているのだから、彩未さん。あんたもう立派な親分だよ!
「のれん分け」というより、もはや「のれん本体」になっちゃってますからね。
札幌市民のみならず、道外の観光客からインバウンドの方々まで押し寄せちゃってますからね。
親分、完全に私達のハートと胃袋をガッチリつかんで離しません。
行列は必至。でも並ぶ価値あり!
真夏の行列は過酷なので、日傘の差し入れとはこれからの季節にありがたき気遣いです。親分!
この日は10人ほど並んでいましたが、回転が早いためか、さくさくと列は進みます。
並んでいる途中で店員さんがメニュー表を持って注文を取りに来てくれました。
それから20分ほどで店内へ。
「彩未」と言えば、味噌ラーメンが有名。故に味噌ラーメンのレビューがどうしても多いのですが、醤油はどうなのよ?と思っている方も多いはず。
ということで、今回はあまり札幌まで食べに来られない醤油派の方々のために醤油ラーメンを頼んでみました!
というのは建前で、いつもは味噌なのにちょっとした浮気心で醤油ラーメンを頼んでみただけです。素直に自供します。
席へついて色紙を見たり周りをキョロキョロしていると、5分もたたないうちにラーメンのお出ましです。
さて、醤油はどうかな?ワクワク!
醤油ラーメン
もう既に食べる前から美味しそうな気配が伝わってきますが…
いざ実食!
結果。
私、思ったね。「え?彩未さん、マジですか?」ってね。
なんだ、もっと早く醤油ラーメンも食べてみたらよかった。
いつも味噌しか勝たん!と思ってたのに醤油も勝ってたわ、これ。
まず、スープ。一口すすれば、香ばしさとコクがじわじわ広がります。キレのある甘めの醤油スープにたっぷりのシャキシャキもやしとネギの風味。
あと、岩のりのアクセントが効いてるのがたまらないです。もう岩のりとスープだけでいける。
麺は、ほどよい堅さのもっちりとした中太ちぢれ麺。麺に岩のりを絡ませスープをすすれば絶妙!
塩ラーメン
連れの塩ラーメンも味見。
結果。
私、思ったね。もっと早く塩ラーメンも食べてみたらよかったってね。
塩、ナメたらあかん。
見た目はすっきり。でもあっさりとしつつも深いコクのある味わいがエグいほど美味しい。塩の透明感のなかに旨味がぶわっと広がってくるタイプ。
このスープ、全部飲んだら罪なんじゃないか…と思いつつも、レンゲが止まりませんね。
麺屋彩未は味噌だけじゃなかった
「彩未=味噌」と信じて疑わなかった私ですが、今回、醤油と塩に出会って、正直目から鱗がスルスル落ちました。
彩未さんはどの味もちゃんと親分級でした。どれを選んでもきっと間違いなく幸せにしてくれる。
いや、選べない…。次からは味噌・醤油・塩の三つ巴バトル。
誰か一人を選ぶことなんて私にはできない。幸せすぎて地獄。
これぞ全女子あこがれシチュエーションの恋愛模様。
ということで、「彩未=味噌」が公式の皆さん!たまには違う味も楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、醤油派、塩派の皆さん!安心して彩未さんで醤油と塩をお楽しみください。
好みはあれど、少なくとも私は幸せです。
大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした!
店舗情報「麺屋 彩未」
住所札幌市豊平区美園10条5-3-12営業時間火・水・木
11:00 – 15:15
金・土・日
11:00 – 15:15
17:00 – 19:30
定休日/月曜日(祝日の場合も休み)他月2日不定休あり
※混雑時は「平日10:45」「土・日・祝日10:30」より開店いたします駐車場店舗横に19台。第一駐車場(11台分)、第二駐車場(8台分)お店のホームページhttps://www.menya-saimi.com/