リアルすぎる虫型ゼリーに第二弾が登場!「さなぎ3Dゼリー」作って食べてみた
見た目がリアルすぎるとして話題を集めた、名糖産業の「つくってたべよう!幼虫3Dゼリー」シリーズ。その第二弾「つくってたべよう!さなぎ3Dゼリー」が、3月3日に発売されました。
前作に引き続き、今作も本物のさなぎそっくりに仕上がるもよう……。今回もメディアキットをいただいたので、虫が得意ではない筆者ですが、実際に作って食べてみたいと思います。
まずはパッケージをチェックします。前作同様、ゼリーの幼虫とイラストの幼虫が描かれており、さながら理科の実験キットのよう。さなぎの体の部位についても解説が書かれており、眺めているだけでも学びになります。
ゼリーの味は「コーラ&レモンソーダ味」と表記されており、見た目に反して(?)さわやかな風味となっているもよう。ここは本物の味が再現されておらず、ホッと一安心。
■ 「さなぎ3Dゼリー」を作っていく
それでは、いよいよ調理開始。中には「さなぎトレー」「☆マークトレー」「さなぎのもと(茶)」「さなぎのもと(白)」が入っており、別途スプーン、ハサミ、飲料水が必要です。
まずはさなぎトレーを組み立てます。トレーをふたつに切り離し、形をそろえてカチッとなるまでしっかりとはめ込みます。すき間があると、のちのち液が漏れて大失敗するのでここは慎重に……。
次に、さなぎゼリーを作ります。☆マークトレーに水を入れ、その中にさなぎのもと(茶)と、さなぎのもと(白)を入れて溶かします。30秒程度かき混ぜ、とろみがついたら準備OK。
先ほど組み立てたさなぎトレーの上部の穴から、こぼさないようにゼリー液を流し入れます。あとはこれを冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。いったいどんな出来栄えになるのか、ちょっと不安……もとい、楽しみにしつつ、待つことにしましょう。
■ 待ち時間に「上級編」にもチャレンジ
……と、ただ待っているだけではもったいないので、その間にもう一つの作り方である「上級編」にもチャレンジしていきます。
「上級編」は、前作の「つくってたべよう!幼虫3Dゼリー」にも存在しており、通常の作り方よりも若干難度が高くなりますが、その分さらにリアルな見た目になるというもの。なんてことをしてくれるんだ……。
上級編の作り方は、名糖産業の公式YouTubeで公開されており、こちらを参照しながら作っていきます。基本の作り方と大きく異なるのは、さなぎのもと(茶)と、さなぎのもと(白)を別々に分けて作る点。
先にさなぎのもと(茶)を水で溶かし、ふたつに切り離した状態のさなぎトレーの角、足、胴体部分にぬります。
その後10分ほど置き、液が固まったらトレーを組み立て、今度はさなぎのもと(白)を水で溶かしたものを、そこに流し入れます。配色を分けることで、よりリアルになる、という見立てでしょう。
工程はうまくいったような気はしますが、果たしてその仕上がりやいかに。こちらも冷蔵庫に入れて、完成の時を待つことにします。
■ リアルすぎる見た目がインパクト抜群
時間が来たので、両方とも冷蔵庫から取り出し、そっと型を外すと……どうやらうまくいったようです。
基本編、上級編と分けてみましたが、どちらも負けず劣らずのインパクトあふれる見た目となっており、虫が苦手がこれを突然出されたら、おそらく悲鳴を上げてしまうであろうレベル。前作に引き続き、今作も制作担当者の相当な意気込みが感じられます。
みずみずしい表皮もなんともリアル……口に入れることが若干はばかられたものの、ゼリーの味は爽やかな「コーラ&レモンソーダ味」なので、抵抗なく食べることが出来ました。子どもも大人も一緒においしく食べられることでしょう。
近年、猛暑や生息環境の変化(森林伐採や土地開発等)等の影響により、カブトムシの数は減少傾向にあると言われています。そのため、虫の幼虫やさなぎを、図鑑や教科書でしか見たことがないという子どもも多いかもしれません。
本商品はゼリーではありますが、本物に近い見た目や大きさが最大の特徴。生で見て触って、五感で感じることで、新たな発見を得られることもきっとあるはずです。
ゼリーを作って楽しむのはもちろんのこと、生き物への知的好奇心を刺激するきっかけ作りにも、役立てられそうです。
<記事化協力>
名糖産業株式会社
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025030308.html