圧勝の”イ・ジョンジェ旋風”!「25年7月韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
韓国ドラマの俳優たちが、どれほど人々の関心を集めているのかを可視化する『韓国ドラマ俳優 ブランド評判ランキング』の2025年7月版が、今月10日に発表された。
今回の調査では、2025年6月10日から7月10日までの1カ月間、放送・配信中のドラマに出演する50人の俳優を対象に、80,716,732件ものブランドビッグデータが収集・分析された。
データには、メディア露出量やSNSでの話題性、ファンとの交流度合い、コミュニティ内の反響などが含まれ、俳優の影響力を“ブランド”という切り口で評価している。
今月は、世界的な人気シリーズの続編が公開されたことで、主演を務めるイ・ジョンジェが注目を集めるなど、ランキングにも国際的な波が押し寄せた。
そこで本記事では、『2025年7月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判ランキング』ベスト5をご紹介する。(2025年7月11日現在)
(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!
第5位 パク・ボヨン
第5位にランクインしたのは、Netflixオリジナルドラマ『未知のソウル』で圧巻の演技を披露したパク・ボヨン。ブランド評判指数は3,295,979を記録し、引き続き高い支持を集めている。
本作では、双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレを1人2役で演じたが、物語の展開とともにキャラクターが入れ替わるため、実質“1人4役”とも言える難役を見事に消化。表情や声色の微細な違いで人物像を鮮やかに描き分け、俳優としての実力を改めて証明した。
パク・ボヨン特有の明るく温かな雰囲気はもちろん、緊張感を伴うシーンでは一転して緻密で迫真の演技を見せるなど、その“演技怪力ショー”に多くの絶賛が寄せられた。『未知のソウル』は全国最高視聴率8.4%を記録し、有終の美を飾っている。
さらに、次回作としてSTARオリジナルドラマ『ゴールドランド』(原題:골드랜드)への出演が決定。空港の保安検査員として金塊密輸事件に巻き込まれるキム・ヒジュ役を演じる予定で、こちらも早くも注目が集まっている。
第4位 パク・ボゴム
第4位には、現在放送中のドラマ『グッドボーイ』で新たな一面を見せている俳優パク・ボゴムがランクイン。
ブランド評判指数は3,402,622を記録し、着実な存在感を示した。
『グッドボーイ』は、特別採用で警察になった元メダリストたちが、メダルの代わりに警察手帳を首から下げ、不正や理不尽がまかり通る世の中に立ち向かっていくという痛快な青春捜査劇。
パク・ボゴムは、その中心で、爽やかな青年像から熱血で正義感に満ちた青年役へと変貌を遂げ、視聴者に鮮烈な印象を残している。
本作は、Netflixオリジナルドラマ『おつかれさま』に続く、彼にとって今年2本目の主演作であり、異なるジャンルで主演を張る力量が改めて評価されている。安定した演技力と魅力で、視聴率も好調をキープしている。
また次回作としては、編成未定のドラマ『夜の旅行者』(原題:밤 여행자)への出演を検討中であり、チャ・スンウォンと共演する映画への出演が決まっているという。俳優としてのさらなる飛躍が期待される。
第3位 イ・ビョンホン
第3位には、名実ともに韓国を代表する俳優イ・ビョンホンがランクイン。参加・メディア指数では控えめながら、圧倒的な疎通量とコミュニティ反応を集め、ブランド評判指数3,564,275を記録した。
1991年にKBS公式採用14期としてデビューし、今年で俳優生活34周年を迎えるイ・ビョンホン。
重厚な演技力と存在感で、数々の名作ドラマ・映画を生み出してきた彼は、韓国国内にとどまらず世界でも確かな評価を築いてきた。
中でもNetflixオリジナルドラマ『イカゲーム』シリーズは、彼のキャリアにおける新たな代表作となった。シーズン1・2に続き、先月配信されたシーズン3でも“フロントマン”役を続投し、物語の鍵を握る重要キャラクターとして圧巻の演技を披露している。
グローバルに活躍する一方で、次回作としては韓国制作によるドラマ『コリアンズ』(原題:코리언즈)への出演が予定されている。本作は、2013年に放送された米国ドラマ『ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ』の韓国版リメイクであり、彼の新たな挑戦としても注目を集めている。
ますます勢いを増すイ・ビョンホン。国際派俳優としての次なる一手に、今後も目が離せない。
第2位 チュ・ヨンウ
第2位には、次世代を担う新鋭俳優として注目を集めるチュ・ヨンウがランクイン。
参加・メディア指数で高水準を記録し、ブランド評判指数は3,564,383を獲得。今まさに“旬の顔”としての存在感を発揮している。
2021年にウェブドラマ『You Make Me Dance』でデビューしてからわずか4年ながら、その歩みは堅実かつ着実。昨年末から今年初めにかけて放送されたJTBCの時代劇『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』をきっかけに一気に知名度を高めた。
2025年はまさに“チュ・ヨンウイヤー”とも言える活躍ぶり。1月にはNetflixオリジナル『トラウマコード』、6月にはNetflix『広場』、さらに同月放送開始のtvNドラマ『巫女と彦星』と、立て続けに話題作へ出演。お茶の間で彼の姿を見ない日はないと言っても過言ではない。
現在放送中の『巫女と彦星』では、死の運命を背負った青年ペ・ギョヌ役で主演。内面に抱えた葛藤と切なさを繊細に演じ、演技力の高さを証明している。
次回作にはドラマ『ロングバケーション』(原題:롱베이케이션)や、日本の人気小説を原作にした映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(原題:오늘 밤, 세계에서 이 사랑이 사라진다 해도)などが控えており、今後もその勢いは止まりそうにない。
第1位 イ・ジョンジェ
第1位に輝いたのは、Netflixオリジナルドラマ『イカゲーム シーズン3』で再び主演を務めたイ・ジョンジェ。
参加・メディア指数は控えめながらも、圧倒的な疎通・コミュニティ指数を記録し、ブランド評判指数は4,570,622に達した。
6月27日に配信がスタートした『イカゲーム シーズン3』は、世界中で社会現象を巻き起こしたシリーズの最終章ということで、国内外から大きな関心が集まっている。
また、ゲームに身を潜めていた“フロントマン”や、生き残ったプレイヤーたちの最後の運命が描かれ、シリーズを締めくくるにふさわしい壮絶な物語が展開されている。イ・ジョンジェの静と動を巧みに使い分けた演技力が、作品に一層の深みを与えている。
本作を通じて、グローバル俳優としての存在感を改めて印象づけたイ・ジョンジェ。今後はドラマ『憎たらしい愛』(原題:얄미운 사랑)や、自ら制作・主演を務める映画『レイ』(原題:레이)の公開も控えており、多方面での活躍が期待されている。
(ライター/ダンミ 編集部)