香水と一緒に楽しむビール!? 「ペローニ×Cucina Diesel Farm」の超強力イタリアンタッグなコラボイベントでブラボーな新感覚体験
アサヒビール株式会社が販売するプレミアムイタリアンビール「ペローニ ナストロアズーロ」が、同じくイタリア発のファッションブランド「DIESEL(ディーゼル)」が運営するレストラン「Cucina Diesel Farm」と強力タッグ。5月15日から6月15日までコラボイベント「THE HOUSE OF PERONI EXPERIENCE」が開催されることになり、そのプレス向け体験会が行われた。ここならではの体験が「プロフューモ」という、フレグランスの香りとともに楽しむビール。「ビールに香水?」と疑問を抱く方も多いだろうが、実際に体験してきた感想をレポートするので、ぜひ最後までチェックしてほしい。
ペローニとCucina Diesel Farm、食とファッションのイタリアンブランドが初の融合
JR渋谷駅から徒歩7分複合。商業施設・cocoti SHIBUYAの1階にある「Cucina Diesel Farm」を会場に1か月限定で開催中の「THE HOUSE OF PERONI EXPERIENCE」。開催期間中、本イベントでは、同店が提供する本格イタリア料理とペローニを代表する「ペローニ ナストロアズーロ(以下、ナストロアズーロ)」のマッチングで本場イタリアさながらのグルメ体験が楽しめる。
体験会用にセッティングされた店内レイアウト
開幕初日の午前に行われた体験会には、アサヒビール株式会社からグローバルビアブランド室のニコラス・ラークワージー室長とペローニブランドマネージャーの相川賢太郎氏が出席。始めに挨拶したラークワージー氏は「皆さん、おはようございます。今日は日本語でがんばります」と笑顔で話して場の空気を和ませつつ、準備してきたメモを片手に流暢な日本語でペローニのこれまでの歩みについて語った。
アサヒビール株式会社グローバルビアブランド室のニコラス・ラークワージー室長(左)とペローニブランドマネージャーの相川賢太郎氏(右)
2016年にアサヒビールホールディングスの傘下となったペローニ社は、1846年に創業されたイタリア最大級のビール醸造会社だ。今回の主役であるナストロアズーロは1963年に発売されたイタリア語で“青いリボン”の名を持つプレミアムラガーで、バランスが取れた苦味と柑橘系のスパイシーな香りに加え、ローマの暑い夏によく合うキレの良さとすっきりした味わいが特長なのだという。
そうしたブランドヒストリーに加えて、「『甘い生活の時代』と呼ばれ、イタリアンスタイルが世界中を席巻した1960年代のイタリアで生まれたナストロアズーロは、誕生以来60年間、そのスタイルを届け続けるアイテムであり続けてきました」と語ってくれたラークワージー氏。
一方で相川氏は、2018年の日本進出から主に業務用での拡大に注力し、現在国内5800店舗以上で展開されるペローニの販売戦略をプレゼン。「今年度はこの伸長率をさらに2倍に伸ばしていきたいと考えています」と語りつつ、その取り組みの中で同じくイタリアンブランドの代表格であるDIESELが運営する「Cucina Diesel Farm」とのコラボに至った経緯を述べ、本イベントで提案するビールの新たな楽しみ方「プロフューモ」の紹介を行った。
シュッ!とエレガントに香りをプラス。新提案の「プロフューモ」を体験
「プロフューモって何?」と気になるところだが、この日は本イベントの限定コラボメニューである「和牛のコートレッタ with ペローニスペシャルソース」とナストロアズーロの試食が提供されたので、ここからは少しテンションを変えて、実際の体験を交えながら生の感想を伝えていくとしよう。
各テーブルに用意されたのは試食用のコラボメニューと樽から注ぎたてのナストロアズーロ、そして「PERONI」のロゴが入った香水のボトル…。
食卓に香水? オシャレを覚えた頃からそのボトルに入っているのは体にふりかけるものだって僕は教わってきた…のだが、しかし、これこそがプロフューモに欠かせないアイテムなのだ。
「まずはナストロアズールをそのまま一口飲んでみてください」とスタッフに促されて喉に一口流し込むと、先ほどの説明通り飲み口の軽い爽快感を感じる。相川氏の話では「爽快な味わいでありながら、ちゃんと苦みが残って香りが強いのも特徴で、日本人の好みや日本食に合う」ところもナストロアズーロのポイントだといい、その部分もしっかりと感じられた。
そしてグラスを置いたところで、その横からスタッフが“あの香水”をシュッ!
「次はこれで飲んでみてください」と再び促されてグラスを近付けると、それだけで爽やかなシトラスの香りが…。そのまま改めてビールを流し込むと、先ほどよりもエレガントさを感じる豊かな味わいが伝わってくる。ビール自体、そもそも香りも楽しむ飲み物ではあるが、麦芽やホップ由来とは違う香りを感じながらビールを味わうという新体験。そして飲料にプラスされた香りではなくグラスが香りをまとっているため、鼻腔に伝わる香りの余韻が長いところもこの楽しみ方の特徴のひとつと感じた。
「和牛のコートレッタ with ペローニスペシャルソース」2800円(ペローニのドラフトビール1杯付き)
一方で、今回のコラボメニューでは、コートレッタのソースにもペローニのビール液を使っているといい、まさにこの機会でしか食べられないグルメとなっている。その味わいは和牛の上質なジューシーさと赤身のしっかりとした肉感がナストロアズーロの爽やかな味わいと相性抜群。この日は一口サイズの試食のみだったが、じっくり食事として楽しみたいと思わせるマッチングだった。
なお、プロフューモは飲食店での提供を前提としているため、本記事のようにお店の人が香水をふりかけるシステムになっており、「その時間もエンターテイメントとしてお楽しみください」と相川氏は言う。ちなみに、きっと缶のスプレーなどでシュッとふりかけても香りに大きな違いはないと思うのだが、そこに香水のボトルを使うという乙なところがさすがファッションの国・イタリア生まれ…。相川氏の言葉が示す通り、このボトルでふりかけるパフォーマンスも含めて「プロフューモ」なのである。まったくブラボーだ。
ペローニ ナストロアズーロとCucina Diesel Farmのコラボイベント「THE HOUSE OF PERONI EXPERIENCE」は5月15日から6月15日まで開催。プロフューモが与えてくれる新しいエクスペリエンス(体験)を、ぜひ渋谷で。
「THE HOUSE OF PERONI EXPERIENCE」
開催場所:Cucina Diesel Farm(東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti1F)
営業時間:11:30~23:00(ラストオーダーはフード22:00、ドリンク22:30)
定休日:不定休
※開催期間中、通常営業時のメニューも提供。