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ゲーム×水族館!八景島シーパラダイスで<どうぶつの森>の世界を楽しむ

サカナト

イベントパネル(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

幼い頃から家族や親戚に水族館に連れて行ってもらうことが多く、「水族館」は大切な場所。大人になった今も、時折水族館を訪れては水槽を眺めていると、子どもの頃を思い出して、なんだか安心します。

それと同時に、筆者はゲームも大好きでした。特に任天堂の「どうぶつの森」シリーズは幼稚園の時から今までずっと大好きで、魚の知識といえばほとんどこのゲームで得たものと言っても過言ではありません。

さて、2024年は、そんな私の大好きなふたつが重なる素敵な展示がありました。「あつまれ どうぶつの森×横浜・八景島シーパラダイス はっけい島 海の生きもの ふれあい展」です。

今年一番感動したこのイベントを、この機会に振り返ってみようと思います。

島内にはゲーム内BGMが流れる

横浜シーサイドラインの八景島駅を降り、橋を渡って八景島へ。心を弾ませながら橋を渡っていると、どこからか「あつまれ どうぶつの森」のオープニングBGMが聴こえてきます!

急にゲームの主人公になった気分になり、とてもわくわくしたのを鮮明に覚えています。島内に入場後もゲーム内BGMが絶え間なく流れていました。

入館後にはスタンプラリーを購入。八景島シーパラダイスには複数のエリアがあり、それぞれを巡るかたちでスタンプを集めていきます。

各所にスタンプになっているキャラクターのパネルがあり、それもまた楽しい……!

ジャスティンのパネル(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

釣り体験ができるエリア「うみファーム」には、ゲーム内で釣り大会を主催する釣り人<ジャスティン>のパネルが置いてありました。うみファームではアジが釣れることから、ゲーム内でアジを釣ったときに出てくるセリフのパネルもあります。

※釣れる魚は季節により異なります。

メインの「アクアミュージアム」を後回しにして、先に外にあるエリアを回ることに。意外と距離があり大変でしたが、なんとか全スタンプをゲット!

「ドルフィン ファンタジー」ではたくさんのイルカを観察することができます。アーチ水槽もあり、優雅な空間でした。

ふれあいラグーン(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

イルカを間近で観察できる「ふれあいラグーン」では、イルカと子どもたちがキャッチボールをしている微笑ましい光景に出会えました。とても穏やかな時間だったのを覚えています。

館内も「どうぶつの森」仕様に

メインの水族館である「アクアミュージアム」に入ると、ゲーム内にある水族館のBGMが流れていました。このBGMを聴きながら現実世界で水族館を回れるなんて……と、こっそり涙を流しました。

さらに、「あつまれ どうぶつの森」に登場する生きものが飼育されている水槽には、「あつまれ どうぶつの森」内の博物館館長である<フータ>と八景島シーパラダイスの飼育スタッフによる解説パネルが展示されています。

フータと解説パネル(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

海岸を模した水槽には、ゲーム内の海岸でよく打ち上げられている水兵の<ジョニー>がゲーム内と同じように倒れていました。話しかけて助けてあげたい……!

ジョニー(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

もちろんサカナたちの観察も忘れません。特に気になった魚たちをいくつか紹介します。

胸びれで体を支える<ヒメ>

こちらはヒメ。水深125~180mに特に多く生息する魚です。

ヒメ(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

胸びれで体を支えている姿が観察できます。大きな目でこちらを覗く姿に赤い照明も相まって、なんだか怪しげな雰囲気を感じますね。

冷たい海にすむ<ザラビクニン>

続いて、幽霊のようなザラビクニン。カサゴ目クサウオ科コンニャクウオ属のサカナです。

茨城県や鳥取県よりも北の日本沿岸やオホーツク海の水深100~600メートル付近の冷たい海に住んでいます。そのため水温が低く、水槽のガラスが結露していました。

ザラビクニン(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

おいてある水切りワイパーを使って観察しましたが、きりがなくこんな写真に……。でもゼラチン状のもので覆われたぷにぷにの質感と、特徴的な桃色の体色が確認できます。

※現在は展示を行っておりません。

深海サメのタッチコーナーも

冷凍した深海サメのタッチコーナーもありました。

深海サメのタッチコーナー(撮影:うえのかのん)(撮影場所:八景島シーパラダイス)

氷の上からでもサメ肌のザラザラなテクスチャーがわかりますね。氷が溶けているところはぶにっと特徴的な感触がしました。

そして、最後はイルカたちのパフォーマンスで一日を締めくくりました。壮大なストーリーとクオリティの高い映像、イルカのパフォーマンスがシンクロしています。

イルカの生態にフォーカスした内容ではないですが、その規模感に驚きました。

とても楽しかった水族館の特別企画!

大好きな水族館とどうぶつの森のコラボ企画は、とても楽しかったです。今後も、どうぶつの森でサカナを釣り、水族館に通い続ける……そう誓った1日でした。

イベント参加者の中には、「どうぶつの森は好きだけど水族館にはあまり行く機会がない」という人もいたと思います。ですが、水中にくらす生きものたちを観察する良い機会になったのではないでしょうか。

今回のコラボは3年ぶり2回目だったそう。またの開催を心待ちにしています。

(サカナト編集部:うえのかのん)

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