犬が『お願い』しているときにみせる4つのサイン どんなことを要求しているの?頼みごとをする理由とは
犬がお願いしているときにみせるサイン
1.吠える
犬がお願いしているとき、吠えることがあります。「要求吠え」という言葉で表現されることもあります。
飼い主の顔を見つめながら小さめの声で「わんッ」と1回だけ吠えることもあれば、飼い主の後をついて回りながらしつこく「わんわんッ」と何度も吠えることもあります。
応えてもらえないと分かると、いつまででも吠え続けることもありますし、怒り狂ったように激しく吠えることもあります。
要求吠えが問題にならないようにするためには、犬が要求して吠えたときに「ダメ」「いけない」と1回だけ叱ることです。
そして、わがままな要求には絶対に応えないということが大切です。
飼い主の気分や都合で応えたり応えなかったりすると、「何で昨日はOKだったのに今日はダメなの?」と、犬を混乱させてしまい、問題行動の原因になってしまうことがありますので注意しましょう。
2.見つめたまま目を逸らさない
犬がお願しているとき、ジッと見つめたまま目を逸らさないことがあります。「伝われ~!」という気持ちを込めているからなのではないでしょうか。
犬がアイコンタクトをするのは、飼い主とコミュニケーションしたいからです。自分に注目を向けることで、お願いを聞いてもらいやすくするためでもあります。
目を逸らすことができないほど強くお願いしたいことがあるのでしょう。「お腹が空いたからごはんがほしい」「おやつが食べたい」「お散歩に行きたい」などのお願いをしたいのではないでしょうか。
3.手を乗せる
犬がお願したいとき、飼い主の膝や腕に手を乗せることがあります。チョイチョイと、引き寄せるような仕草をすることもあります。
飼い主が自分以外の何かに集中しているときによく見せるサインです。
あまりにも長時間スマホばかり見ているので、「こっちを見て?」と、手を乗せたのでしょう。「構ってほしい」「甘えたい」という気持ちが強いのだと思います。
犬はスマホに嫉妬しやすいとされています。それほどスマホを見ている時間が長いということなのではないでしょうか。
4.飼い主の周りをウロウロと歩き回る
犬がお願したいとき、飼い主の周りをウロウロと歩き回ることがあります。
そわそわと落ち着きがなく、リラックスすることができていない様子から考えると、トイレを我慢しているのではないでしょうか。
室内でトイレをさせている場合には、トイレを確認しましょう。シートが少しでも汚れていると、排泄することができない犬もいます。
外に出なければトイレをすることができない犬の場合では、「外に行こう」「お散歩に行こう」とお願いしているサインです。
筆者の愛犬は13歳からトイレトレーニングを再開しました。高齢になったため、暑すぎるとき、寒すぎるとき、雪や雨が降っているとき、夜中に排泄したくなったとき、室内で排泄することができるようにするためです。
何歳になってもトイレトレーニングはできますので、天候によって外に出ることが難しいときなどのためにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
犬がお願いしているときにみせるサインを4つ解説しました。
✔吠える
✔見つめたまま目を逸らさない
✔手を乗せる
✔飼い主の周りをウロウロと歩き回る
犬は様々なサインを使って飼い主とコミュニケーションしようとしています。
円滑なコミュニケーションができるよう、サインに込められた犬の気持ちを理解してあげることが大切です。