「食費が少ない人」が自炊に疲れたときの“外食に頼らない乗り切り方”【月の食費2万円台の達人に学ぶ】
食費をおさえるには自炊が欠かせません。しかし、仕事に育児、ほかの家事をこなしながら毎日料理をつくるのは、決してラクではないもの……。大切なのは、自炊を諦めるのではなく、疲れたときの対処法を用意しておくことです。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが実践する、「自炊疲れの乗り切り方」についてご紹介します。
「焼くだけ・揚げるだけ」のメニューで済ませる
体が疲れているときは、同時に頭も疲れていることがほとんど。そのためわたしは、冷凍庫に“揚げるだけ”の冷凍食品をストックしておくことが多いです。
なにも考えずに「揚げればいい」うえに、子どもたちも喜んでくれるので一石二鳥! カット野菜に即席の味噌汁、ごはんを用意すれば完成です。
冷凍餃子や唐揚げなど、「○○するだけ」の冷凍惣菜は主婦の味方。買い置きしておくと、いざというときに使える安心感があります。わたしにとっては、保険のような存在です(笑)。
1品でいいと割り切る
疲れたときは、洗いものが出ない1品メニューでOK。フライパン1個でつくれて、盛りつけも1皿で済むかんたんな料理で済ませます。
定番は「焼きそば」。ホットプレートなら子どもの手も借りられるうえに、洗いものは鉄板だけなので、後片付けもラクできます。
親子丼や牛丼など、丼ぶりひとつでつくれるメニューもおすすめ。栄養バランスは偏るかもしれませんが、翌日に取り返せばいいと割り切ります。
紙皿・割りばし・紙コップを使う
賛否あるかもしれませんが、洗いものさえしたくないときは食器も使い捨てです。
100均の紙皿・割りばし・紙コップを常備しておき、疲れた日は「食後の洗いものをしない」と断言(笑)。ひとつ家事が減るので、仕事がなくなる分どこか気持ちがほっとして、余裕がもてます。
完璧は目指さなくてもいい
自炊を続けるには、無理をしないことが大切。完璧を目指すと、心が折れて外食や惣菜に頼り、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
食費節約と自炊を続けるためにも、しっかりと手間を抜くことが大切です。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア