『ゴジラxコング』続編に『ブックスマート』ケイトリン・デヴァー参戦へ ─ 人間キャラも重視の方針か
モンスター・ヴァース『ゴジラxコング 新たなる帝国』の続編映画(タイトル未定)に、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)や『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)のケイトリン・デヴァーが出演交渉中であることが分かった。米が報じている。
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『GODZILLA ゴジラ』(2014)に始まったシリーズ「モンスター・ヴァース」最新作となる続編企画は2024年5月に。2027年3月26日USとされる。
内部関係者が語ることには、この続編は引き続きゴジラとコングをメインとする物語ではあるものの、製作のレジェンダリー・エンターテインメントに、人間のキャラクターを強化したいという意向があるとのこと。その第一歩として、デヴァーの出演交渉を進めているようだ。これは、人間ドラマよりも怪獣たちのバトルシーンを重視した前作『ゴジラxコング 新たなる帝国』とは対照的な方針だ。
本企画では、『ゴジラvsコング』(2021)と『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)のアダム・ウィンガード監督は続投せず、SF映画『アイ・アム・マザー』(2019)で長編映画デビューを飾った新鋭グラント・スピュートリが監督のバトンを引き継ぐ。
脚本家には、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデヴィッド・キャラハムが新たに参加。物語の詳細は謎に包まれたままだが、デヴァーを始めとするキャスト情報など今後のアップデートが楽しみに待たれる。
デヴァーは『ショート・ターム』(2013)ではブリー・ラーソンと、『ビューティフル・ボーイ』(2018)ではと共演し、複雑に揺れるティーンエージャーの心情を表現した。ビーニー・フェルドスタインと共に主演を務めた『ブックスマート』で高い評価を獲得した後、『チケット・トゥ・パラダイス』(2022)ではジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツの娘役としてトップ俳優に引けを取らない存在感を発揮している。
2025年4月にとなる「THE LAST OF US」シーズン2では主要キャラとなるアビー役、シリーズ「アップルサイダービネガー」では主人公の嘘つきインフルエンサー役など、難役にも果敢に挑んでいるデヴァー。壮大なスケールを誇る『ゴジラxコング』シリーズに加わることで、更にキャリアに弾みがつくこととなりそうだ。
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