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神奈川16区次期衆院選 現職に新人2人が挑むか 区割り変更で海老名注目

タウンニュース

現職に新人挑む構図か

自民党総裁選挙(9月27日投開票)と立憲民主党代表選挙(9月23日投開票)で論点の一つとなっている衆議院の解散・総選挙。神奈川16区は厚木市・海老名市・伊勢原市に再編後初の選挙となる。現段階では立憲民主党の後藤祐一氏(55/5期)と自由民主党の義家弘介氏(53/4期)に、今回は日本維新の会の新人が挑む構図となりそうだ。(9月17日起稿)

前回の2021年の総選挙では、神奈川16区で後藤祐一氏と義家弘介氏が出馬。後藤氏が小選挙区で当選し、義家氏が比例区で復活当選した。両氏は12年から交互に小選挙区と比例区の当選を繰り返している。一昨年の法改正で、16区は厚木市・海老名市・伊勢原市に変更されるため、海老名市での浸透も焦点のひとつとなる。

現時点で出馬の意向を示すのは、現職で立憲民主党の後藤祐一氏、自由民主党の義家弘介氏、日本維新の会で新人の伊左次美江氏(63)の3人。

本紙の取材に、後藤氏は「2009年から5期15年、予算委員会などで建設的な提案と厳しい追求を両立させてきました。裏金議員を一掃し、健全な政治を取り戻します」とした。

義家氏は「政局ではなく政策を、分断ではなく協調を、断裂ではなく団結して課題を解決していく。誰ひとり取り残さない社会を実現するため全力で戦い抜きます」と述べた。

伊左次氏は「大阪の政党というイメージが強いなかで、選挙区割りの変更で地域が広がり16区の皆さんに日本維新の会という政党名の周知と選択肢を示していきたい」と話した。

厚木市選挙管理委員会でも、「確定していないので動けないことも多い」としたうえで、最短で10月27日(日)投開票もささやかれる総選挙に向けて、情報収集や投票所の開設、職員の確保などの準備が進められている。

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