ただのキス釣りのはずが…まさかの高級魚に大興奮!だから釣りはやめられない!!
私は手軽に楽しめるキス釣りが大好きなのですが、いつものようにキス釣りを楽しんでいるとまさかの高級魚が! 予想もしなかった高級魚との出会いに、心が一気に高鳴ったのを今でも覚えています。釣りってやっぱり、何が起こるか分からないから面白い! そんなエピソードをお届けしましょう。
堤防キス釣りの面白さ
ところでみなさんは、キスをねらうときは砂虫派ですか? 青虫派ですか? 私は当然砂虫派です。チロリなんかは最近あまり見かけなくなったので、チロリ派はいないでしょうね。
さて、とある日も砂虫を付けてキスをメインにねらっていましたが、この日はサーフではなく堤防でのんびり。車の横に座って釣りをしていました。しかしなかなかキスの群れに当たらず、最初の場所に見切りをつけて違う場所に移動することに。そして、次の場所でもアタリは遠く、なかなか数は見込めないような感じでした。
帰る時間を気にしていたころ、2番目の場所より少し右寄りの場所が空いたので、20mほど移動して投げてみることに。すると、たったこれだけの移動でも状況は変わるもので、頻繁にアタリが出るように。「ここに決めた!!」って本腰を入れて釣りを始めることにしました。
キスの群れって、アタリ出したら不思議なくらい止まらなくなるっていうのが面白い! キス釣りのやめられないところなんですよね~。
キス釣り中にまさかの展開!
移動後、しばらく投げていたときのことでした。まさかのドラマが待っていたのです。キスがヒットし、しばらく巻いていたところ…、ずっしりとした大物らしき重みが加わるじゃないですか!
私はびっくりして「ムムッ? これは? ひょっとして!?」と、いろんな想像が頭をよぎりました。このときは、今思い出しても不思議と落ち着いていて、冷静にやり取りを続けていました。そして、巻いた先には茶色い物体が! そう、ヒラメが付いていたのです! キスにヒラメが食い付いてきたのは初めてのことでした。しかし、ドギマギすることなく手繰り寄せ、車からタモを出して見事にキャッチすることができました。
ちなみに、20mほど移動したときに、たまたま車も近くに移動させていたので、ことなきを得ましたが、もし車が遥か遠くにあったら終わっていました…。そんな偶然も重なってキャッチしたヒラメは48cm! われながらナイスキャッチでした。「キス釣り中にフィッシュイーターに食われる」という話はよく聞いていましたが、まさかの出来事でしたね。
棚ぼたから一転、ねらって釣った高級魚
最初のヒラメは、まさに「棚ぼた」でした。しかし、味を占めた人間は恐ろしいもので、「またこい!」という欲望が出始めたんです。当然ですよね。だって、ヒラメって食べたら美味しかったんですもの。
私のよく行く山陰では、子どもからお年寄りまで、わらしべ長者的な釣り方の「泳がせ釣り」をみんなやっていました。そんな背景もあって、泳がせ釣りで「2匹目のドジョウ」をねらうことに。
すでにキスの良型は確保済み! あとはピンキスを「泳がせ用」のエサとして釣るだけです。すると、思った以上にキスをねらってくる魚が多いことに気付きました。キスをよく見てみると、頭や背中をかじられているんですよ。もう、ドキドキもんですよ。
そんななか、最初にヒラメを釣った場所の近くで釣りをしていたときに、ついにアタリが! 「ヒラメかっ!?」と思いましたが、上がってきたのはマゴチでした。これまた高級魚!! ナイスナイス!
ところで、このときは泳がせの仕掛でハリも大きなものだったので、しっかりとフッキングできたのですが、そこでふと疑問が…。「最初のヒラメ、あのキス仕掛でよくフッキングできたな…奇跡かっ?」ということ(笑)。
キス釣りや泳がせ釣りではありませんが、山陰で釣りをしていた際、大物に出会ったこともあります。私が出会った一番の大物は、ソデイカ(恐らく)! 漁港内をフワフワ泳いでいたのが、サビキ仕掛に掛かったのです。もちろんキャッチには至りませんでしたが、かなりの重量感がありました。
今思い返しても、どうやってキャッチしたらよかったのか、まったく分かりません。恐らくタモ入れしても、タモが壊れていたんじゃないか思うほどのサイズだったと思います。山陰にはこんな大物もいるし夢もあるので、私は大好きです。そんな山陰で私は今日も釣りをしています。
キャッチには至りませんでしたが…、山陰には岸からねらえる大物もいます
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レポーターREPORTER
プロフィール:初心者マン
山陰メイン。