ジェフユナイテッド市原・千葉「トップチーム×レディース」両キャプテンに聞くジェフの今!
サポーターの熱い声援を浴びながらシーズンを走るジェフユナイテッド市原・千葉。
両キャプテンにお話を聞きました。
※トップチームは2月に新シーズンがスタート。レディースチームはシーズン後半を迎えています
(取材日/3月12日)
鈴木大輔(DF)#13
2021年加入。キャプテン5季目。1対1やヘディングの強さを武器とする安定感抜群な守備の要。
岸川 奈津希(MF)#8
2020年加入。キャプテン1季目。ゲーム構成から攻守にわたりチームの中心として精力的なプレーで貢献。
Q.現在のチームの雰囲気はいかがですか?
鈴木選手(以下、鈴)/チームは良いスタートダッシュを切り、流れをつかみかけています。しかしどの試合もどちらが勝ってもおかしくない接戦続きでしたので、結果のみにおごらず常に危機感を持って戦っています。新シーズンは、昨年までの積み上げに新加入選手の力が融合してパワーアップし、頼もしさも感じるほどに。今、チームの雰囲気はとてもいいです。
岸川選手(以下、岸)/今、私がチームの最年長なんですけど、年齢や経験関係なく、本当にみんな活発な意見を出してくれます。「自分がチームを引っ張る」という気持ちを、積極的なプレーや行動で示してくれるので頼もしさを感じています。2カ月の中断期を終えて再スタートを切りましたが、現時点で順位は6位。上位に食い込むために積み上げてきたものや雰囲気の良さは試合の内容に表れているので、しっかり結果につなげていきたいです。
Q.キャプテンの役割をどのように受け止めていますか?
鈴/「キャプテンだから」という意識はあまりないのですが、自分ができることは言動で周りにポジティブな影響を与えること。「調和」を尊重し、みんながストレスなくプレーできる環境を整えています。それがコミュニケーションだったりとか、時には自分が声を出して引っ張ることだったりとか、そんなところになるかもしれないですけどね。
岸/私もそうです。キャプテンになる前から元々チームを引っ張っていこうと思っていたので、その辺のプレーや行動は継続しています。試合中ってどうしても、嫌な時間帯や負けている状況になるとチームが下を向いてしまうこともあるので、ポジティブな声がけを意識しています。私自身、なかなか話がうまくなかったり、声があまり通らなかったりするので、プレー中や練習中の姿勢などで伝えられたらと思っています。
Q.試合前はどう過ごしていますか?ルーティンなどは?
鈴/スペインでプレーしていた時、日本で試合前にやっていたルーティンができなくなったんですよね。自分がいつも通りやっていることができなくなって、ちょっと不安になったんですが、何もやらずに試合に臨みました。結果は何も変わらなくて、逆に何もしない方が強いかも、みたいな(笑)。だから今は、緊張だけはしないようにしています。音楽を聴いて自分の世界に入ってあまり話さないようにして…めちゃくちゃ集中して試合に行ったら割と良かったんです。だから自分のタイプとしては、緊張しないためにリラックスするというより、試合のモードに切り替えるっていう方が合っていますね。
岸/私も結構鈴木選手と一緒で、前はあれしてこれしてとか試合何分前にこれやってとか、自分のルーティンがあったんですけど、最近のルーティンが全然思い浮かばなくて(笑)。逆に練習通りにプレーしたいので、いつも通り過ごすことがいいのかなって思っています。練習前に自分で体をほぐしたり体幹に刺激を入れたりしているので、それは変わらず試合前もやっています。強いて言えば、ホーム戦の時は必ず自分でおにぎりを握ってそれを試合前に食べることですかね。中身ですか? 普通に塩昆布とかですよ(笑)。
Q.チームが大きな壁や困難に直面した時は?
鈴/そういう状況になる時って大体あまり結果が出ない時かなと。ブレないことが大事ですが、マインドなど変えなきゃいけないところもあって。勝利への欲や練習への取り組みを見直すきっかけになります。チームが良い循環に入るようなアプローチをします。特に若い選手や自分のポジションの近くでプレーしている選手に対して、セッションで感じたことを意識的にフィードバック。結果が出ていない時って、コミュニケーションが減ることがあって。これを防ぐためにも練習で小さなフィードバックを積み重ねて、チーム内のつながりを強化するようにしています。チームが一番いい状態なのは、つながり合っている時ですから。
岸/「タイトルを取る」という目標を掲げ、WEリーグカップの予選を通過するために絶対勝たなきゃいけなかったところ、予選敗退となった試合があったんです。サポーターの方々はどんな結果であってもあいさつに行くといつもジェフのコールをして鼓舞してくれるんですけど、この時に限ってコールがなかった。「サポーターとしてあの結果を簡単に受け入れてしまったら、選手の成長はないと思ってのアクションだった」と後から聞き、とても心に響きました。その週は週末にもリーグ戦が予定されていて、対戦相手が上位クラブだったこともあり、このままじゃいけないと次の練習前に選手を集めて、サポーターの思いや自分の考えを伝えました。気持ちで動く試合ができ、結果は1-0で勝利! あの時行動して良かったと思いました。困難からアクションを起こしていくのはスポーツマンの底力だと思います。それをしっかり上積みしていかなきゃって思いますね。
Q.5月6日は国立競技場でのダブルヘッダーです。試合への意気込みを教えてください
鈴/多くのサポーターが国立を盛り上げてくれる、素晴らしい舞台を作ってくれると思います。勝利をお届けするのはもちろんですが、その期待に応えるためにも自分たちの戦う姿勢や覚悟が大切だと考えています。粘り強さや、最後まで走り抜いて戦うっていう基本的な姿勢が。当たり前のことって言われがちですが、それを本当に当たり前にやるっていう。そんなところをしっかりと見せたいです!
岸/結果にこだわってプレーするのはもちろんですが、WEリーグやジェフ千葉レディースは入場者数のところでいうと、Jリーグやトップチームにはまだまだかなわない部分があります。今回は(JリーグとWEリーグを同日開催する)ダブルヘッダーでの開催です! まだJリーグしか見たことない方も来てくれると思うので、来てくれた皆さんにもう一回見たい、女子サッカーも楽しいね!って思ってもらえるようなプレーをしたいですね。この日は私たちが先にキックオフ、トップチームに勝利をつなげられるように全力で戦います!
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