中日・金丸夢斗が2度目の先発でプロ初勝利狙う、ドラフトで外した巨人は赤星優志が先発
プロ初登板は6回2失点と上々の内容だった金丸
中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗が16日の巨人戦(東京ドーム)でプロ2度目の先発マウンドに立つ。
神港橘高から進学した関西大で通算20勝(3敗)をマーク。昨秋ドラフトでは巨人も指名したが、抽選の末、当たりくじを引いた中日に入団した。
開幕一軍からは漏れ、ウエスタン・リーグで4試合に登板して1勝0敗、防御率1.29の成績を残して5月5日のDeNA戦で一軍初先発。負け投手になったものの、6回92球を投げて5安打2失点と上々の内容だった。
前回のストレート平均球速は148.7キロ。スライダー、スプリット、カーブ、チェンジアップ、カットボールも投げ分けながら8三振を奪い、奪三振率は12.00と高い。
関大時代は72イニング連続自責点0をマークした実績を持つ即戦力左腕。巨人を相手にプロ初勝利なるか注目だ。
2勝3敗、防御率2.31の赤星
一方の巨人は赤星優志が先発。今季は7試合で2勝3敗と黒星先行しているが、防御率は2.31と安定している。
日本大から入団4年目の右腕。今季は中日戦初登板だが、昨季は4試合で1勝1敗、防御率2.50で、苦手意識はないだろう。
チームとしても主砲・岡本和真が離脱し、交流戦までが最初の踏ん張りどころ。ドラフトで獲り逃した金丸にプロの厳しさを教え、下位チームから確実に白星を積み上げておきたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・山野太一-DeNA・T.バウアー(神宮)
阪神・村上頌樹-広島・森下暢仁(甲子園)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-オリックス・A.エスピノーザ(ベルーナドーム)
ロッテ・田中晴也-日本ハム・山﨑福也(ZOZOマリン)
ソフトバンク・有原航平-楽天・藤井聖(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部