ハリソン・フォード、レッドハルク役に不安もあったが「そんなに難しくなかった」 ─ 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でMCU参戦
「80代になってに加わり、ハルクに変身する気分はいかがでしたか?」もしもハリソン・フォードにインタビューをする機会があっても、こんな質問はしない方が良いだろう。なぜならフォードは、でレッドハルクになることを、大したことだとは捉えていないようだからである。
フォードは『ブレイブ・ニュー・ワールド』で、故ウィリアム・ハートからサディアス・ロスを継承。本作では米大統領となって新キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンと複雑なドラマを繰り広げるほか、レッドハルクに変身して大暴れする。
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ハン・ソロにインディ・ジョーンズなど、あらゆる役を演じてきたハリソン・フォードにとって、マーベル映画でレッドハルクを演じるのは朝飯前。英では、同作の撮影について「ただのオフィスでの平常な一日」だったと、あっけらかんと振り返っている。
「映画製作者たちの野心を理解し、彼らの役に立とうとした。夜、家で“ハルクに変身したら何をしようか”なんて考えもしない。演じる上で、それほど難しいことではないです。それ、エドワード・ノートンに伝えてよ。」
一方で、偉大な前任者であるウィリアム・ハートの後を継ぐことには「少し不安もあった」と語るフォード。「私は、他の役者が演じていたものを観客が観ている上で、このキャラクターを引き受ける正しい方法を見つけることに野心的でした。別のユニバースにいたもので、マーベル・ユニバースについてはあまり知らないのですが、マーベル映画は何本も観ている。素晴らしい役者が出ていますし、何やら楽しそうですしね。“なんで私じゃないんだろう?”と思いましたよ」。
スティーブ・ロジャースからキャプテン・アメリカの座を継承し、葛藤や苦悩と共に戦うサム・ウィルソンとは非常に対照的なコメントだ。そんなフォードの同作での演技について、ジュリアス・オナー監督は「度肝を抜かれました」と驚愕。「現場にいる全員が、“マジかよ、彼は凄すぎる”と驚きました。とにかく破壊しまくる怒りのモンスターであるハルクに戻れたのは最高です」。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日、日米同時公開。
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