なぜイジメ野郎に勝てない?ジャッキー・チェンの弟子なのに!思わず“握り拳”な『ベスト・キッド:レジェンズ』本編映像
『ベスト・キッド』シリーズ最新作まもなく公開!
全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズは言わずもがな、映画ファンでなくとも一度は観たことのあるであろう名作だ。
1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984)は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミヤギ先生(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、独特な修行方法により心身共に成長し、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する感動作で、のちに続編も製作される人気シリーズとなった。さらに2010年にはジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人という役どころで、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場した。
そしてオリジナル版の主人公“カラテ・キッド”ダニエルを演じたラルフ・マッチオが、Netflixの人気シリーズとなった『コブラ会』を経てスクリーンに復活。2025年、ジャッキー・チェンと豪華初競演を果たすシリーズ最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が、ついに8月29日(金)より全国公開となる。
クソ野郎、なのに強すぎ! シリーズ屈指のライバルが登場
『ベスト・キッド』シリーズといえば、熱い師弟関係や日常の動きを取り入れた独特な修行シーンが有名だが、主人公の前に立ちはだかる強烈な個性を放つライバルたちも見逃せない。最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』に登場するのは、シリーズ最強のライバルにして、NYの格闘トーナメントを制する絶対王者・コナーだ。
若さと実力を兼ね備え、恐れを知らず、あらゆる空手の技を自在に操るコナーは、歴代のライバルたちを凌駕する圧倒的な存在感を放つ。主人公リーが新天地ニューヨークで少女・ミアと出会い、次第に親交を深めていくところから因縁が始まる。
偶然立ち寄ったピザ屋で働いていたミアと出会ったリーは、彼女が同じ学校に通っていることを知り、不慣れな街を案内してもらうことに。しかしその途中、地下鉄でミアの元交際相手・コナーとばったり遭遇。リーの存在を快く思わないコナーは、初対面にもかかわらず難癖をつけ、だまし討ちのようにリーの顔面へ突然パンチを浴びせてくる。ここから、2人の激しい対立が幕を開けるのだった。
ジャッキー仕込みのカンフー技が通用しない!? 緊迫の本編映像解禁
今回解禁となる映像では、リーとコナーが通う学校内での緊迫した戦いを捉えたもの。地下鉄での事件からしばらく経ったある日、学校の中庭を歩いていたリーにコナーが近づき、「目はもう大丈夫か? 顔面の防御は空手じゃ基本だぞ」と煽ってくる。度重なる嫌がらせに我慢の限界を迎えたリーはコナーを突き飛ばし、一気に臨戦態勢へ。
しかし、コナーは「ハンデをやるよ。手は使わない」と余裕をかまし、その言葉通り両手はポケットの中へ。ミスター・ハンのもとで長年カンフーの修行を積んできたリーは、コナーに激しい攻撃を仕掛ける。しかし、その技はすべてコナーに見切られ、逆に鋭い足技で次々とさばかれてしまう。
圧倒的な実力差の前に追い詰められたリーは、今は亡き兄との稽古の中で教わった必殺技「ドラゴンキック」を思い出す。助走をつけ、空中で体をひねりながら放つ一撃必殺の飛び蹴りだ。起死回生をかけ、渾身の力でこの技を繰り出すリーだったが、コナーはその動きを華麗な体さばきでかわし、さらに強烈な蹴りで反撃。リーはまたしても返り討ちにされてしまうのだった――。
まったく歯が立たなかったリーだが、このまま引き下がるわけにはいかない。リベンジの鍵を握るのは、大叔父でありカンフーの師匠ハン、そして空手の達人にしてオリジナル版『ベスト・キッド』の主人公ダニエルから伝授される、究極の“技”しかないだろう。
果たしてリーは、自らの限界を超え、最強の敵・コナーを打ち破ることができるのか? 物語の行方が一層気になる、手に汗握る緊迫感あふれる映像となっている。
『ベスト・キッド:レジェンズ』は8月29日(金)より全国公開