大野海岸での投げ釣りでアナゴ8匹をキャッチ【愛知】半年ぶりの対面に歓喜
今までよく釣れたアナゴが全く釣れない。愛知県の大野海岸周辺では年中釣れたが、何か変化があったようだ。2月に釣れたのを最後に釣れなくなったが、前回四日市の磯津漁港で釣れたので、11月下旬に確認のため釣行してきた。
大野海岸でアナゴ釣り
大野海岸周辺には午後6時ごろに到着。気温11度、予想以上に風が強く、波が押されて白波が立っていた。
この辺りは北西の季節風の影響をダイレクトに受ける。けれど底荒れしていなければアナゴは釣れるはず。仕掛けに異物が絡むようなら底荒れしている。風の強さ考えてオモリは若干重めの20号とした。
ポイントの状況
準備を終えて1投目は遠方に投入、その間に水をくみ2本目のタックルを準備する。今日はサオを2本出すつもりだ。
1投目の仕掛けを回収する際、少々引きずって海底の様子を探る。3月は海藻が生えていてすぐに掛かってしまったが根掛かりしない。明らかに海底の様子が変わった(以前の状況に戻った)ようだ。仕掛けに異物も掛かっておらず、どうやら底荒れしていない。風は強いが釣りはできる。いよいよ腰を据えて釣りを始めることにした。
半年ぶりに本命アナゴとご対面
2投目、回収しようと軽くアワセを入れてリールを巻くと重みを感じ、同時に魚が泳ぐ感触もある。何か食ったようだが、もしかしてアナゴか。慎重に回収すると、アベレージサイズのアナゴが掛かっていた。
海底が元の状態に戻ったことでアナゴが戻ってきたのか、約半年ぶりに大野海岸周辺で釣ることができた。海藻の異常発生は近年の水温の上昇が原因か。しかし、アナゴが戻ってきたと分かってうれしかった。
仕掛けを投入、イトふけを取り、リールを半回転くらい巻いて海底を引きずる。これが誘いとなり、あとは少々食う時間を与えて待つ。風でサオ先が動くので食ったか判断するのが難しいが、掛かるとピンピンと動く。アタリはあってもハリに掛からないのは、ハゼとおぼしきゲストがエサをつついているのだろう。
最終釣果
釣れた周辺に仕掛けを集中して順調に釣果を伸ばし、午後10時に納竿した。8匹キャッチし、小型の2匹はリリースして6匹持ち帰った。
アナゴがまた釣れるようになってうれしい。これでターゲットが増えて冬の釣りも楽しみだ。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年12月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。