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【今週の『ONE PIECE』の話題は?】海賊王も虜に? 若かりしシャクヤク&グロリオーサの美貌がまぶしい! ゴッドバレー事件の真相ってもしかして…<1156話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載28年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

8月4日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1156話“アイドル”では、九蛇海賊団時代のシャクヤク&グロリオーサの姿も登場しました。

※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1156話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。

 

 

九蛇海賊団時代のシャクヤク&グロリオーサが美しすぎた……!

ロックスやロジャーの現役時代が描かれるなか、当時の“アイドル”的存在であったという九蛇海賊団がお目見え。

船長のグロリオーサ(ニョン婆)、副船長のシャクヤク(シャッキー)、さらにコミックス第109巻のSBS(質問コーナー)で明かされたアマゾン・リリーの先代皇帝トリトマの姿も登場しました。

現在のハンコックを思わせる衣装を身につけたグロリオーサ、シャクヤク両名の美貌たるや、海賊や海軍たちが骨抜きになってしまうのも無理のない輝きを放っていましたね。

とくにシャクヤクはグロリオーサ以上の人気を誇り、ロジャーやギャバンまでも虜に。ルフィがまったくハンコックになびかないので、後の海賊王が目をハートにして女性に執心する様子は新鮮に感じました。

見方を変えれば、ロジャーレベルの強者ですら恋に落としてしまうシャクヤクの魅力の凄まじさは、いまのハンコックをはるかに凌ぐほどだったのかもしれません。

また、現在の姿を思うと、グロリオーサとシャクヤクがほぼ同年代であろうことも驚きですよね。

“なにかあった未来”的な容姿のニョン婆へ変化したグロリオーサと、年齢不詳の美しさを失わないシャクヤクの差は、恋にやぶれたかどうかにあるのでしょうか。

 

現役時代のレジェンドたちが圧巻!

第1156話では、九蛇海賊団のみならず、ロジャーとガープの激突やロックス海賊団結成シーンまで描かれ、そうそうたるメンバーが次々に登場しました。

後に海賊王になるロジャー、海軍の英雄になるガープ、伝説として語り継がれるロックス、四皇に上り詰めたカイドウとシャーロット・リンリン(後のビッグ・マム)シキのライバルであったという極道の凶(後の銀斧)、作中の随所でその名があがるキャプテン・ジョンと、まさにオールスター!

大物が集うシーンの連続に、SNSでは「アベンジャーズみたい」「ロックスはマジでドリームチームすぎる」「過去編本当にワクワクする!」といった感想が飛び交いました。

 

ゴッドバレー事件、その真相はシャクヤクにあり?

ロジャーをも虜にし、当時盗撮や追跡されることすら日常茶飯事で、「手のつけられない次元」に達したというシャクヤクの人気。そして、これまでに描かれてきたゴッドバレー事件の詳細から、読者の間である考察が浮上しているようです。

それは、ゴッドバレーで行われた先住民一掃大会で提示された6つの賞品のうち、ひとつがシャクヤクだったのではないかというもの。

ポイントは、ゴッドバレー事件参戦時のロジャーやロックスたち、各々の海賊団でのやりとりです。

第1096話で描かれたロジャーは「一年だぞ!!おれが一体どんな気持ちで過ごしたか!!」と早る気持ちを抑えられないといった様子。それに対しギャバンは「ロジャー!!この件に船長特権はねェからな!!」と牽制するような言葉をかけました。一方、レイリーは「荒れそうだな……」と冷静なひと言だけ。

シャクヤクに夢中だったロジャーとギャバンは競い合い、興味のないレイリーはふたりの争いを俯瞰しているかのようです。海賊でありながら船長だとて関係ない……というのは、女性がらみの問題だからなのかもしれませんよね。

一方、同じく1096話で描かれたロックス海賊団の会話はこんな感じ。

「ニューゲートったら!!アンタもなの!?」と怒るステューシーにグロリオーサが「見苦しいね ステューシー」と苦言を提し、ステューシーは「オメーもだろ グロリオーサ」と反発。

ステューシーの怒りは、ニューゲートもシャクヤクに狙いを定めていることへの嫉妬。そして、ステューシーの「オメーもだろ」という反論には「グロリオーサもロジャーに夢中なくせに」といった意味合いが含まれているように捉えられそうです。

また、後方では「おれもいただく!!」と言うリンリンにカイドウが「お前は無意味だろ!!」とツッコミを入れています。

これは一見すると「すでに能力者のリンリンが賞品の悪魔の実を得ても無意味」ということだと思いますが、「リンリンは女性だからシャクヤクを得ても意味がない」&「リンリンの目的は別の賞品(悪魔の実)だからシャクヤクは不要」という旨の指摘であったと捉えても不自然ではありません。

数ある賞品のなかから海賊たちがシャクヤクを求めて参加したと仮定しても、それぞれの会話がうまく当てはまるんです。

そもそも九蛇海賊団船長であったはずのグロリオーサがロックスの誘いに乗ってこの事件に参加したのも、賞品として天竜人に攫われたシャクヤクを救うためだったと考えられそう。

ロジャーのセリフも、賞品としてシャクヤクがほしいというよりは、ずっと彼女を救出する機会を待ち望んでいたという雰囲気ではないでしょうか。

ロジャーら大物たちがこぞって参戦したゴッドバレー事件の真相、それはシャクヤクの救出という名目だったのかもしれません。

それにしても、個人的にはあんなにもシャクヤクに熱を上げていたロジャーとギャバンがいかにしてルージュやリプリーと結ばれるに至ったのか、その馴れ初めがさらに気になってしまう回でした。レイリーとシャクヤクが共に暮らすに至る過程も、いつか描いてほしいですね。

 
[文/まりも]

 

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