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開業10周年で記念セレモニー えちごトキめき鉄道 地元小学生ら出席し祝う

上越タウンジャーナル

開業10周年を迎えた新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2025年3月14日、直江津駅で記念セレモニーを開いた。行政関係者や地元小学生ら約70人が出席し、くす玉を割ったり、記念ロゴマークを付けた列車の出発を見送ったりして節目を祝った。

《画像:直江津駅のホームで開かれたセレモニーでくす玉を割る出席者》

同社は北陸新幹線開業に伴い、並行在来線の経営を引き継いで2015年3月14日に開業した。直江津駅を起点に、妙高高原駅までの妙高はねうまラインと、糸魚川市の市振駅までの日本海ひすいラインを運営する。

セレモニーでは、トキ鉄スペシャルアンバサダーのアイドルグループ「NGT48」のメンバーが司会を務めた。昨年社長に就任した平井隆志社長は「この10年間、大きな事故や長期の運休が発生することなく安全な輸送を提供できたことは最低限の責任を果たせたと感じる。経営状況は厳しいところがあるが、地域の皆様と一体となってしっかりと輸送を守っていきたい」とあいさつした。

《画像:あいさつする平井社長》

地元の市立直江津南小6年生約40人も出席し、手書きのメッセージを掲げながら祝いの言葉を述べた。校外学習などで同社から協力を受けたことに感謝し、「僕たちが高校生になったとき、家族が出来て旅行に行くときなど、未来でもたくさんお世話になります。20年、30年と続き、またお祝いできる日を楽しみにしています」と話した。

《画像:開業記念ロゴをヘッドマークにした列車の出発合図をする児童ら》

また、副知事や市長など来賓らがくす玉を割り盛り上がったほか、公募でデザインを決めた10周年記念ロゴマークの考案者の表彰も行われた。記念ロゴをヘッドマークに掲げた列車が出発する際には、同小の代表児童と直江津駅長が「発車」と声を上げて合図し、集まった鉄道ファンらも一緒に列車を見送った。

《画像:記念ロゴマークをデザインし、記念品を受け取った新潟市の清水清和さん》

《画像:列車を見送る出席者や鉄道ファンら》

15日は上越妙高駅で上越市主催の「北陸新幹線・えちごトキめき鉄道上越妙高駅開業10周年記念イベント」が開かれる。NGT48メンバーによるトークや、駅長制帽と制服を着て撮影できる「子ども駅長制服体験」、記念駅弁販売、マルシェなどさまざまな催しが行われる。詳細は上越市ホームページ( https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kotsu/10-syunen.html )まで。

北陸新幹線・えちごトキめき鉄道 上越妙高駅開業10周年記念イベントを開催します - 上越市ホームページ( https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kotsu/10-syunen.html )

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