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西田敏行“局長”と約20年 カンニング竹山が語る思い出…LINEの名前は「トシさん」

文化放送

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 10月21日の放送は、月曜レギュラーのカンニング竹山が、先週17日に76歳で亡くなった俳優・西田敏行さんの思い出を振り返った。

邦丸アナ「竹山さんは『探偵!ナイトスクープ』というABCテレビの番組でおよそ20年近く、局長・西田敏行さんと共演していました。その収録が終わった後、いろんな飲み会があったりとか、そういう長い付き合いの中で、西田さんとはLINE友達だったそうですね」

竹山「西田局長と当時の探偵たちみんなのLINEグループがあって、ずっといまだに繋がってたんです。途中で局長を退任されてからも僕らは局長、局長って言ってたんですけど、飲み会で西田さんが「もう退任したし、新局長もいるし、局長じゃないから呼び方変えよう」っておっしゃられて。「ええ? 言いにくいですよ」ってなったけど、西田さんも含めてみんなで話し合って「トシさん」にしようってなったんです」

邦丸(笑)

竹山「そっからみんな「トシさん」って言うようになって。ずっとやり取りしてたわけなんですよね。僕は個人的には、福島県の本を出したときに、本の中で西田さんと対談させてもらったりとか、後は、生まれて初めてちゃんとしたスッポンを食ったのは、西田さんに連れてってもらったときでしたね。

面白いのは、東京で西田さんの馴染みの寿司屋とかで飲んでると、そこに俳優さんが集まってくるんですよね。『ドクターX』の米倉涼子さんが来たりとか、鈴木浩介さんとか、あと勝村政信さんとか、みんな来て、みんなで飲んで。そのまま、昔っから行ってたっていう六本木にある生バンドで歌えるお店に連れてってもらって、西田さんも歌って、俺らもベロベロで踊って。すげー楽しいな、みたいな遊びをさせてもらったりとか、もういっぱい思い出があります」

邦丸「最後のLINEはいつですか?」

竹山「今見ると7月26日にトシさんから、この夏かっこよく過ごしましょうぜ、っていうのが来て、ジョン・レノンの『スタンド・バイ・ミー』のPVを送ってきたんですよね。みんなで、ありがとうございますとか、暑いけど頑張りますみたいな返事をして、っていうのが最後になってます」

邦丸「なんでジョン・レノンの『スタンド・バイ・ミー』だったんだろうね?」

竹山「未だに分かんないんですよ。まあ、でもこれいい歌で、歌詞とか見ると、やっぱ人を愛す、みたいな感じの歌じゃないですか。だから、こういう気分でやろうよみたいなことだと思います。5月には、キダ・タロー先生がお亡くなりになったときに、ハワイのミュージシャンの歌で『オーバー・ザ・レインボー』のすごいPVを送ってくれて。キダ先生、本当にありがとうございました、虹の彼方へ キダ先生、っていうのを送ってくれたりとかしました。あと、今、思い出したのは、一年前になるかな? また西田さんの馴染みの店みたいなところにみんなで集まって飲んでたんですよ。その時も、昔話とかドラマの話とか色々聞いた中で、これから何やりたいんですか、みたいな話をしてたら、西田さんが真面目に、田中角栄を演じてみたい、と言ってたんです」

邦丸「ああ~、文化放送の特番でもおっしゃっていました」

竹山「あの人の人生は紆余曲折でしょ。最終的に総理大臣までなって逮捕されてみたいな。別に思想とか関係なく、役者としてそれを、やりてぇんだよな~、どうしてもな~、でも難しいらしいんだよな~、みたいな話をしたのを思い出しました。西田さん絶対作ってくださいよ! 俺らは場面場面しか知らないから、それ見てみたいですよ! みたいな話をしてましたね」

邦丸「特に、晩年の角栄さんをやりたいと」

竹山「あ! 言ってました。ご病気になられて、こう衰退じゃないですけど、それをやりたいっておっしゃってましたね」

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