GWが見ごろ!須磨生まれの桜「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」を見られるスポットを紹介 神戸市
満開だった桜はすっかり散ってしまい、新緑の季節を迎えようとしています。ですが県内では今!見ごろを迎えている桜があるのをご存じですか?それは須磨で誕生した「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」です。
ちょっと変わった特徴があり、移り変わる景色の中でいろんな表情を楽しめること間違いなし!今回はそんな桜を気軽に見られるスポットをご紹介します♪
【そもそも「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」とは?】
神戸市HPによりますと、同種は須磨浦公園内に植えられていた「普賢象」というサトザクラから突然変異で生まれた品種。花の色が黄色で、咲き終わりの時期になると中心部からピンクに変わるという特徴があります。
【名所①:須磨離宮公園】
桜が見られる1つ目のスポットは、四季折々の花を楽しめることで知られる『須磨離宮公園』。同園入ってすぐの場所と「ぼたん園」に植えられています。
特にぼたん園の桜は圧巻!下向きについた大ぶりな花が特徴的で、うすい緑や濃いピンク色のグラデーションになった色合いはまるで桃のようです。近づいて写真を撮ることができますよ♡
【名所②:妙法寺川左岸公園】
続いてはJR鷹取駅近くにある『妙法寺川左岸公園』へ。こちらはJR鷹取操車場跡につくられた公園で、汽車や線路をモチーフにしたモニュメントや園路、芝生広場の大きな遊具が人気です。
こちらにも桜が植えられていますが須磨離宮公園に比べると木が小さく、柵の中ということもありあまり近づいて撮影することはできません。取材時はあまり咲いていなかったということもあり、GWにはより美しい花を見ることができそう。
また同園では「須磨浦普賢象」と同時期に見ごろを迎える「カンザン」とみられる桜も満開に!花の大きさや形などが似ており混乱したのですが、「須磨浦普賢象」は遊具近くに、「カンザン」はウォーキングコース近くにあるので比べながらその美しさを楽しんで♡
【名所③:JR須磨海浜公園の隣にある公園】
桜はJR須磨海浜公園の隣にある公園にも植えられているんです。ここはかなりの穴場スポットで記者は一番おすすめかも。園内は決して広くありませんが、かなりの本数の桜を見ることができます。
この桜の葉っぱはもともと、例えるなら「桜餅にまかれた塩漬けの葉」のような色をしています。なので遠くから見ると一見「あれ、咲いてない?むしろ枯れている?」となるのですが…
近くで見ると満開!かなり美しいので、近くによってしっかり観察してみてください。ここにはベンチもあるので、座って見上げれば下向きの桜をしっかり目に収めることができるでしょう。
この桜が須磨生まれだなんて…なんだか嬉しい♡形や色合いがユニークですっかりお気に入りの桜となりました。うすい緑の花はここから少しずつピンク色になっていくので、そんな色の移り変わりも楽しんでみてはいかがでしょうか?
場所
●神戸市立須磨離宮公園
(神戸市須磨区東須磨1-1)