「もっと濃い抹茶スイーツが食べたい!」を叶える「特濃抹茶テリーヌ」
ある日、目に飛び込んできた「抹茶にフォーカスを当てすぎたので、いわゆるなめらかさはありません。」というコピーに目が釘付けになってしまったのが、八十八良葉舎の「特濃抹茶テリーヌ」です。
抹茶スイーツは必ずしも濃ければ濃いほど良いとは限りませんが、「もう少し濃い方が良いな」と感じることが多々あります。きっと私と同じ思いの抹茶スイーツファンは少なくないはず。そんな方におすすめのスイーツです。
八十八良葉舎は2019年、京都 嵐山に2坪の小さな日本茶スタンドとして誕生しました。現在では浅草と鎌倉にも店舗を展開しています。オーナーの丸山順裕さんは京都生まれの元バリスタ。一杯の玉露との出会いをきっかけに、現代に合わせたスタイルでお茶を提供するこの店を立ち上げたそうです。
少し話がそれますが、私の学生時代に京都生まれ育ちの友人がいて、普段から定食屋さんのお茶にまであれこれ言うのを笑って見ていました。ところがその友人が就職の面接で、出されたお茶の銘柄まで当てたと聞いて驚きました。京都の方々は本当に物心ついた時から日本茶に親しみ、自然と舌が肥えているのだなと感心したものです。
八十八良葉舎の「お茶文化のすぐそばで育った元バリスタが今度は日本茶を伝える……」というストーリーだけでも心を掴まれてしまいます。
お取り寄せできるスイーツはいくつかありますが、その中でも「特濃抹茶テリーヌ」は生粋の抹茶好きさんにおすすめです。抹茶スイーツなのに、まるで抹茶を直接味わっているような濃厚さです。
濃すぎる抹茶は時としてえぐみなどを感じることがありますが、このテリーヌにはそれが全くありません。その理由は、お店自慢のレベルの高い焙煎抹茶を惜しげもなく使用しているから。
ひとくちめ、思わず「すごい!コレ好き!」と口にした私と、びっくりして「抹茶だね…… うん、抹茶だ」としか出てこない夫。
140gのテリーヌの中に20gの抹茶が使われているんだとか。手摘みのワンランク上の追い抹茶もついているんですが、かけると清々しい美しい見た目と香りが追加され、さらに高級感をまとうテリーヌになります。
食感は、お店の言葉どおり、ねっとりもったりしています。不思議なことに、これほど濃厚なスイーツは、たくさん食べられないはずなのに、ひとくち、ふたくちと食べていくうちに、「もうちょっと食べようかな」とナイフを手に取る自分たちに驚きました。
まとわりつく抹茶感のはずが、後味は重ねれば重ねるほど、上質なお茶やお抹茶を楽しんだ後のような爽やかな余韻です。そのため合わせる飲み物は、個人的な意見ですが、この際、潔くお水をおすすめします。
子供の頃、和菓子も正座も苦手なのに、抹茶が飲みたくて茶道部の友達について行ってお茶会に参加してた私も大満足の濃厚さです。
クリームチーズやあんこ、果物との相性も良いそうですが、それを試す前に食べてしまったので、近いうちにまたお取り寄せして今度はマリアージュも楽しみたいと思います。
真っ赤なパッケージもギフト仕様なので、抹茶好きの方への贈り物にもおすすめです。
商品名:特濃抹茶テリーヌ
販売:八十八良葉舎
文:お取り寄せの達人:aiko*さん(お取り寄せ生活研究家)