世界No.1レストランのシェフが、自家菜園で獲れた食材で作るエピスリーライン France [Paris]
ミシュラン三ツ星と「世界のベストレストラン50」で1位のダブルタイトルを持つマウロ・コラグレコ。旗艦店「ミラズール」がある南仏マントンと周辺にビオディナミ農法の広大な菜園やオリーブ畑を所有し、自然と大地が与えてくれる豊かで多様な食材を主役にした創造性ある料理を作っている。農園で収穫される食材は豊富で、レストランだけでは使いきれないほど。そこで、食材廃棄ゼロを掲げるマウロは、自家菜園食材を使ったエピスリーライン「ノワイヨー(NOYAUX)」を誕生させた。
地球環境にやさしい料理にも強くコミットするマウロ・コラグレコ。photograph by Coline Ciais Soulhat
ビネガーベースの香味料は、数種のプルーン、洋ナシとトンカ豆、柿、ニワトコの花の4風味あり、ビネグレットや料理の隠し味にぴったり。コンフィチュールは、南仏が誇る柑橘、マンダリンオレンジ、ビターオレンジ、ポムロ(ザボン)の3種類。さらに、オリーブオイルとハチミツも。食材のほとんどが自家農園産で、レシピはミラズールの研究開発チームが手がけた。
食材ありきの少量生産で、本拠地マントンの各レストランで買える他、現在ポップアップでパリの「ラ・グランド・エピスリー」でも販売中。マウロが愛する農園が育んだ食材の魅力が詰まったラインナップだ。
マーマレードはスコーン&クリームと一緒にいかが?photograph by Matteo Carassale
◎MIRAZUR
https://mirazur.bonkdo.com/fr/
*1ユーロ=172円(2025年9月時点)