Yahoo! JAPAN

栄|2025年4月にマルエイガレリアへ移転オープン!名古屋初の本格ウクライナ料理を楽しめるレストラン

ナゴレコ

日本の中でも外国人比率の高い愛知県。
その中心地である名古屋には、外国人が母国の料理をふるまう飲食店がたくさんあり、中には全国的に珍しい料理を食べられるお店も存在します。

今回ご紹介するのは、2025年4月3日にマルエイガレリアへ移転オープンしたウクライナ料理レストラン。
名古屋初の本格的なウクライナ料理を食べることができるレストランへ、ぜひみなさんも注目してみてください。

現地シェフが作る本格派!マルエイガレリアへ移転したウクライナ料理レストラン「Жито(ジート)」

ウクライナ料理ってどんなもの?好奇心から入店を決めた新店レストラン

日本ではすっかりおなじみの食ジャンルとなった中国料理や韓国料理、フレンチ、イタリアンなどの外国料理。しかし、これまであまり馴染みのなかった国の料理に対しては、未知のものゆえに挑戦のハードルは高くなりがちですよね。

しかし、お店の雰囲気がカジュアルで入店しやすければ、敷居が下がって利用しやすく感じるのではないでしょうか。

この日友人と訪れたマルエイガレリア3階の飲食店フロアで出会ったのは、全国的にも珍しいウクライナ料理専門のレストラン「Жито(ジート)」さん。

2024年5月15日、名駅エリアに名古屋初のウクライナ料理レストランとしてオープンした同店ですが、2025年4月3日にマルエイガレリアへ移転。現在もこの場所で、現地出身のシェフがつくる美味しいウクライナ料理を提供しています。

フロアの通路から店内の様子を臨めるオープンスタイルで営業しているため、一般的なレストランよりも気軽に利用できそうな雰囲気が入店の決め手に。とはいえ、ウクライナ料理に関する知見はほとんどなかったので、どんな料理がラインアップしているのかドキドキしながら席へ着きました。

今回はボルシチとカツレツをチョイス!ウクライナで定番の家庭料理を堪能

私も友人も外国料理には比較的なじみが深い経歴があるのですが、ウクライナ料理で知っているものといえば「ボルシチ」くらい。

今回は定番のボルシチにくわえ、ウクライナの代表的料理のひとつである鶏ささみ肉を使ったカツレツをオーダーしてみました。

●ボルシチ 1,000円(税込)

日本では“飲む点滴”と表現されるほど栄養素が豊富なビーツをはじめ、キャベツやジャガイモなどの野菜を煮込んで作る赤いスープ「ボルシチ」は、東欧圏の国や西アジアの一部地域で広く食べられているためみなさんもご存じかと思いますが、実はその発祥はウクライナ。

2022年にはユネスコの無形文化遺産にも登録され、ウクライナを代表するポピュラーな料理としての認識が広まっています。

ボルシチのレシピは国や地域、各家庭によって若干異なりますが、同店のボルシチは野菜をやわらかく煮込んだ赤いスープに少量のサワークリームをトッピングしたオーソドックスなもの。

以前、札幌で暮らすロシア人ハーフの友人が作ってくれた“おばあちゃんの味”が私にとってボルシチの初見だったのですが、クリームを混ぜることでスープの色がピンクに変化するほど、彼女がつくってくれたボルシチにはサワークリームがたっぷりトッピングされていました。

同じような東欧料理のお店であっても、きっとお店ごとに個性ある味わいを楽しめるのも、このボルシチという料理の特徴なのかもしれませんね!

つけあわせについてくるちぎりパンはトーストされておらず、そのまま食べるとややパサパサとした食感がありました。

実はこのパンは、添えられているニンニクソースをつけて食べるのがセオリー。粘度のない透明な液体にパンを浸して食べるというのはとても斬新でしたが、ソースに浸すことによって香りと美味しさがぐんと増し、パサつく食感のパンをしっとり美味しくいただくことができるのでぜひ試してみてください。

もちろん、パンをボルシチに浸して食べても美味しいですよ!

●キーウ・チキンカツレツとマッシュポテト 1,200円(税込)

バターとハーブを鶏ささみ肉で包んでパン粉をつけて揚げた「キーウ・チキンカツレツとマッシュポテト」は、ウクライナやロシアなどの東欧で「チキンキーウ(チキンキエフ)」として親しまれている定番の肉料理。

甘くてやわらかいマッシュポテトとサラダが添えられているので、栄養バランスもばっちりなひと皿です。

カツレツを割ってみると、さっそく割れ目から溶けたバターとハーブがたっぷりあふれだしてきました。あふれ出たバターはカツレツのソースとして使うのはもちろん、マッシュポテトにつけて食べてもよくあいますよ!

今回はそのままいただきましたが、お好みでレモンを絞るとさらに爽やかな味と香りを楽しめるのでおすすめです。

名古屋の中心部で気軽にウクライナ料理を楽しめる素敵なレストラン

今回はディナーでお店を利用しましたが、お昼時には1,000円台のランチプレートを提供しており、さらに気軽にウクライナ料理をいただくことができる同店。

シェフや一部のスタッフはウクライナ出身の方なので、料理の味もやはり本格派です。

気になる方は、ぜひ現地へ足を運んでみてくださいね!

INFORMATION

店名:

Жито(ジート)

住所:

名古屋市中区栄3丁目3-1 マルエイガレリア3F

営業時間:

11:00〜15:00(L.O14:30)
17:00〜23:00(L.O22:00)

Web:

https://www.instagram.com/zhyto_restaurant/

一人当たりの予算:

¥1,000~¥2,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 大宮にオープンしたスタイリッシュなビストロ酒場[130R(ヒャクサンジュウアール)]

    Leaf KYOTO
  2. 【熊本市東区】退職後は大好きなつまと同じ時間を過ごしたくてご飯がすすむ君のから揚げ屋さんをやってみたかった。

    肥後ジャーナル
  3. 荒川のトモ釣りで2日合計76尾のアユを手中【埼玉】放流の群れを狙い撃ち

    TSURINEWS
  4. 【ディズニーアンバサダーホテル】子連れに嬉しすぎる!宿泊ゲスト限定の特典【体験プログラム編】

    ママスタセレクト
  5. 【2025年版】神田・神保町・御茶ノ水さんぽのおすすめ9スポット。書店、ギャラリー、喫茶店もこれまでとはひと味違う!

    さんたつ by 散歩の達人
  6. 猫につけてはいけない『危なすぎる首輪』の特徴4選 つけるなら“安全第一”で選んで

    ねこちゃんホンポ
  7. 【キシャメシ】1週間まとめ 6月2日〜6月4日

    にいがた経済新聞
  8. 神戸・北野にある安藤忠雄氏初期の名作『ROSE GARDEN』に行ってきました! 神戸市

    Kiss PRESS
  9. バレーボール女子日本代表がカナダにストレート勝ちで開幕3連勝【ネーションズリーグ2025】

    SPAIA
  10. 【空の公園】あじさいが美しい佐伯の絶景スポット

    LOG OITA