異文化触れる体験を 4カ国の講師が平楽中学校に
平楽中学校(山崎悦宏校長)は11月1日、1年生124人を対象に異文化に触れる「多文化共生事業」を行った。
これは南区役所や浦舟複合福祉施設内のみなみ市民活動・多文化共生ラウンジの協力で毎年実施されているもの。今回はフィリピン、インド、ウクライナ、韓国の講師4人が来校。生徒は希望した国の言葉や文化などを学んだ。
インド出身のトプラニ・ランジャナ・ジャガディシュさんは、グジャラート州の伝統舞踊スティックダンスを指導。生徒はそれぞれ即席のスティックを色紙で作り、2人1組になって踊りを体験した。
同校に通う生徒の約20%が外国にルーツがある。山崎校長は「多文化共生や人権教育は、継続的に行っていること。多様な生徒がいることが当たり前の環境の中、引き続き認め合える関係性を築いていきたい」と話した。