厚労大臣表彰 瀧川さんが受賞 生活保護行政に貢献
瀬谷福祉保健センター嘱託医として活動する瀧川修さんが、社会福祉とボランティアの功労者を称える厚生労働大臣表彰を受けた。1月7日には瀬谷区役所で伝達式が行われた。
全国で898人、206団体が表彰された2024年度の同制度。瀧川さんは15人が選ばれた生活保護指導職員等功労者の一人で、生活保護行政の運営に貢献した点などが評価された。
瀧川さんは、70年近い歴史のある戸塚内科小児科医院=瀬谷区瀬谷=の院長を務めている。嘱託医には09年に就任。生活保護の扶助の一つで、病気や怪我の治療で医療機関などにかかる費用を行政が負担する「医療扶助」に関連して、申請書や給付要否意見書などの内容検討、実施決定に伴う医学的判断や助言・指導などを行ってきた。
7日はこれまでの活動を振り返りながら、近年の状況などを植木八千代区長と情報交換した。表彰については、「淡々と日々の活動をこなしてきただけに、とても驚きました。皆さまのおかげです」とコメント。また、生活保護の相談や申請に対応する生活支援課の職員について、「私なりにこれからもサポートしたい」と話した。