湯河原町 「食」を考える映画祭 オオタヴィン監督も登壇
湯河原町のリトリート宿泊施設「ご縁の杜」(土肥5の4の6)で1月12日(日)と13日(月)、「オーガニック映画祭」が開催される。食をテーマにした映画で知られるオオタヴィン監督の『いただきます2ここは、発酵の楽園』と『夢みる給食』の2作品を上映して、来場者と食の在り方について考える。同施設の3代目・深澤里奈子さんとオオタヴィン監督が共催。
2作品はオオタヴィン監督が主宰する個人スタジオ「まほろばスタジオ」の制作。有志による自主上映というかたちで、全国各地に作品が届けられてきた。深澤さんも6年前に上映会を企画し、そのときに監督を呼んだことがきっかけで交流が始まったという。
今回はオオタヴィン監督自らが主催。当日は監督本人と、映画にも登場する農家・吉田俊道さんのトークショーも行う。深澤さんは「食べるものでメンタルや体のつくりは変わってくる。少しでも食への意識が変わってくれたら」と話す。
映画では、全国各地の有機農家が奮闘する姿や、地域を巻き込んで「オーガニック給食」を導入する事例などが描かれる。12日は満席、13日は午前10時15分から『いただきます2』上映、11時45分からトークショー、午後1時から『夢みる給食』上映。映画鑑賞は各1500円、トークショーは1000円。上映利益の50%は子どものために活動する地元NPOに寄付する。予約制で、申し込みはご縁の杜【電話】0465・64・0150。