【高級麦茶】「プレミアムな麦茶」を買ってみたら…開封した瞬間に違いに気づいた!!
筆者は普段、麦茶をよく飲んでいる。クセのない味で飲みやすいうえ、安い値段で購入できるのも嬉しいんだよなぁ。
────と思っていたのだが、先日立ち寄ったお店で「プレミアムな麦茶」なるものを発見した。
高級卵とか高級鯖があることは知っていたけど、麦茶にもワンランク上の商品があるのか……!
今まで何も考えずに、ただ水分補給のために麦茶を飲んできたような筆者でも違いが分かるものなのかな?
【写真】実は日本で麦茶の歴史は長い…ってことがパッケージに書いてあった
・水出しでも煮出しでも
この麦茶を見つけたのは、新潟県長岡市にある商業施設「リバーサイド千秋」内にある「わくわく広場」というショップ。
1つ8gのティーバッグが20袋入って、価格は税込み386円だった。このコンパクトなパックで400円近くするのか……。
普段購入している麦茶と比べると、ちょっとお高く感じてしまう。
パッケージによると、このお茶には「はだか麦」「二条大麦」「六条大麦」という大麦が使われているらしい。この3種類は、いずれも日本で主に栽培されている品種だそうだ。
さっそく開封してみると……うおお、香り強っ!!
たった今焙煎したんですか? と思うくらいの香ばしい香りだ。普段買っている麦茶とはすでに別物の気配がする。
袋の説明に従い、まずは水出しでいただいてみることにした。
完成したお茶がこちら!
いつもの麦茶と比べてみると、ちょっと色が薄い。ただ、漂ってくる香ばしい香りは明らかに強め!!
その香りは、飲んでみるとよりはっきりと感じられた。お茶を飲んでいる時はもちろん、飲み込んだあともしばらく風味が残っているレベルだ。
もちろん味もいつもの麦茶の数倍濃厚。あまりにも香ばしくて、少し苦いまである。
プレミアムな麦茶を飲んだ後にいつもの麦茶を飲んでみたところ、ほぼ水と言ってもいいくらい味も風味も薄く感じてびっくりした。
いつもの麦茶にも十分味があると思っていたけど、こんなに違うものなんだ……
衝撃を拭えないまま、続いて煮出しに挑戦。沸騰したお湯にティーバッグを入れると……
あっという間に全体が茶色く染まった。
さっそく飲んでみると……え、コクすごっ!!
香ばしい風味は残っているけれど、水出しの時に感じた苦みが全て消え去ってさらに飲みやすくなっている。何ならちょっと甘さを感じるような気も。
筆者は普段麦茶を飲む時、特に何も考えずにゴクゴク飲んでしまいがちだ。
しかしこの麦茶は、ちゃんと時間がある時にじっくりと向き合いたい味だと思った。麦茶に対してこんなことを思ったのは初めてだ。
・全然違った
ということで「プレミアムな麦茶」は、素人でもはっきりと分かるくらいに別格の味だった。
緑茶や抹茶の味が商品によって結構違うのは知っていたけど、麦茶でもこんなに違いを実感できるものなんだなぁ……
この味を覚えてしまったことで、今後いつもの麦茶を飲むときに物足りない気分になってしまいそうで怖い。
ちょうど麦茶がおいしい季節なので、もし気になった方がいたら是非味わってみてほしい。
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.