家族運が下がる「リビング」で無意識にやりがちな“5つのNGポイント”
年が明け、気分も新たに家を整えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。せっかくなら「運気アップできる家にしたい！」そんなあなたにおすすめなのが、“風水を取り入れた片付け方法”です。今回は、日本風水片付け協会の山下さんに「リビングのNGポイント」について教えていたただきました。
教えてくれたのは……山下真輝（やましたまき）さん
風水片付けコンサルタント。6歳から母の影響で占いを学び、経営者、芸能人専門占い師として鑑定数25,000件超え。16種の占術を網羅。2024年に一般社団法人日本風水片付け協会の理事に就任。「風水」の知識も取り入れながらお家を整えるアドバイスを行う。
「風水と片付け」は切っても切れない関係
風水には古くからの歴史があり、中国の文化が起源だと言われています。始まりは「お墓をキレイにする」ところからだったのですが、家の中に取り入れられるようになっていきました。
風水には「陰」と「陽」という気があり、「陽のものをなるべく家の中に取り入れて、陰のものは排除しましょう」という考えが前提にあります。
陰のものとされている“ホコリ”は放っておくと増えてしまい、病気のもとにもなるため、溜めないようにお掃除することが大切です。その反対に、陽のものは意識しないと増えにくいため、上手に取り入れて陰と陽のバランスをとるといいですよ。
上手に取り入れると、家が「パワースポット」になる
風水を取り入れると、たくさんのいいことがあります。ルールが厳しい部分もあるかもしれませんが、取り入れられる範囲で取り入れていただくと、家がパワースポットとして機能してきます。
家に帰って来ると癒される、休息できる、家族仲がよくなるなど、住んでいる人たちのエネルギーをチャージできる場所になることが一番のメリットです。
家族運を左右するリビングの「5つのNGポイント」
家の中心になるリビングは住む人全員に関係するため、“家族団らん”を象徴する場所です。リビングをキレイにすることで、家庭運が上がります。リビングが居心地の悪い場所になってしまうと、それぞれが部屋にこもってしまう、旦那さんが帰って来にくいなどが起こることも……。
今回は、風水と片付けの観点から、リビングの5つのNGポイントをご紹介します。
NG1. 床に物を置いている・常に物が落ちている
リビングは、あまり物をたくさん置かないほうがいいとされています。床に物が落ちていると、脳が危険な場所だとイメージしてしまいます。たとえば、洗濯物や本、おもちゃなどが散乱していると、踏んでしまい危ないことも。床には置かないことが鉄則です。床に物を置いている方は、収納が不足していることが原因だと考えられるので、収納ボックスなどを使って整理するといいですよ。
また、インテリア雑貨なども、床に置くタイプのものはあまり持たないほうがいいでしょう。
NG2．引き出しや本棚の中がパンパンな状態になっている
風水でも片付けでも、「余白が大事」だと言われています。風水では、運気は毎日新しいものが上から降ってきて下に落ちていくとされているため、余白がないと落ちてきた気が止まらずに捨てられてしまうと考えられているからです。物が多すぎていっぱいになっていると、せっかくの運がなくなってしまいます。
引き出しや本棚の中は100%パンパンに詰めるのではなく、70％から80％程度で余白があるようにし、余白以上のものは整理をすることが、風水と片付けの考え方です。
NG3．紙類が散らかっている
リビングのテーブルの上は、お子さんの学校関係などの書類が散らかりがちな場所です。専用の収納ボックスを用意し、紙類を入れる場所を決めておくといいですよ。
NG4. 背の高すぎるインテリアを置く
人は、圧迫感のある場所でくつろぐことができないので、背の高すぎるインテリアもあまりよくないと言われています。なるべく胸の位置ぐらいまでのもので揃えられるといいと思います。すでに背の高いインテリアがある方は買い替える必要はないので、圧迫感のないように白の布で覆うなどして、色合いがやわらかいイメージにすると危険を感じない場所になりますよ。
NG5. カーテンを閉めっぱなしにして換気をしない
空気がキレイな状態であることも大切です。朝起きたらカーテンを開け、1日30秒など短時間でもよいので、窓を開けて換気しましょう。観葉植物や空気清浄機を置いて対策してもいいと思います。ただし、観葉植物はサボテンはNGです。トゲのあるものは、書斎など集中したい場所に置くのはOKですが、リラックスする場所には置かないほうがいいとされています。
できることを上手に取り入れて、居心地のいい状態に整えてみてくださいね！
shukana／webライター