遠い目をする猫は何を考えてるの? ⇒まさかの〝真実〟発覚で「最後わろた」「オチに吹いた」
猫を飼っていると、窓の外を眺めて物思いにふけるような愛猫の姿を目にすることがある。
一体何を考えているのだろう? 愛猫の気持ちを想像した温かなエッセイ漫画が、X上で注目を浴びている。
こちらは、2024年6月12日に東京都在住の漫画家・ミツコ(@_3_2_5_)さんが投稿した作品。飼い猫、うずめちゃん(1歳・メス)のことを描いている。
彼女はよく、空を見上げてたそがれているという。
それは幼い時から変わらない、いわばクセのようなものだった。
まだ子猫だったころのある日、ミツコさんがふと眠りから覚めると、うずめちゃんが背中を預けた状態でたそがれていて......。
何を考えているんだろう?
何を考えているんだろう。
そんな思いでうずめちゃんを見ていたミツコさんの頭の中に、ある想像が広がる。
もしかして、うずめちゃんは――?
猫たちははるか昔、遠い惑星からやってきた生命体なのかもしれない。
今は人間たちに愛され地球に住み着いているが、心の中では故郷を想い泣いているのかもしれない。
竹取物語のかぐや姫のように、いつか遠い星に帰ってしまうのかもしれない。
そう思ったミツコさんは、いてもたってもいられなくなって......。
まさかの結末に驚き
愛猫を地球にとどめるべく、ギュッと抱きしめるミツコさん。
「50年いてくれたってかまわんよ!!」
と相当な溺愛ぶりである。しかし、うずめちゃんはというと......。
相変わらずどこか遠くを見ている。
......いや? これ、どこか遠くを見ているんじゃないな?
ミツコさんは、真実に辿りついた。
「コバエだ...」
うずめちゃんはただ、天井のコバエが気になっていただけだったのだ。猫たちの惑星......とは......。
とにもかくにもこの一件以来、コバエの季節が来るとミツコさんは「姫!!帰らないでーッ!」と茶番劇を繰り返すようになったという。
13日、Jタウンネット記者の取材に応じたミツコさんは、うずめちゃんが見ていたものがコバエだと知った時のことを振り返り、こう語った。
「猫って目がいいんだなぁ...と感心しました。笑」
壮大な物語のまさかの結末に、ユーザーからは3万8000件を超えるいいね(17日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「なんて可愛い茶番劇www」 「うるっときてたのに、最後わろたwww」 「オチに吹いたwww」