横浜市交通局 菜の花で電車に彩りを 川和町の名所をPR〈横浜市緑区〉
横浜市交通局は2月19日から横浜市営地下鉄グリーンラインの一部で、菜の花をあしらったデザインボードを設置した車両を期間限定で運行している。
設置されているのはグリーンライン17編成のうち3編成。ボードには、川和町駅(都筑区)から見ることのできる富士山が描かれているものと、菜の花に囲まれた車両を描いた2種類のデザインがある。ボードは車両の最前部と最後部の運転台に置かれている。
この取組は、新型コロナウイルス感染症の5類移行を受け、「沿線の名所」を盛り上げようと同局が企画。グリーンライン川和町駅すぐの「菜の花畑」を題材に、運転士と職員が2週間ほどかけて、ボードをデザイン・製作した。
企画に携わった運転士の内田雅紀さんは「前々から運転士の間でも『最近、咲いてるよ』と話題になる場所だった。この機会に駅のご利用者はもちろん、近隣の方々にも菜の花畑を見ていただければ」と話す。
川和町の菜の花畑は、見頃を迎える2月下旬から3月初旬は鑑賞、撮影に来る人が多く見られる。ボードは3月中は設置される予定だが、開花状況で前後する。