人間よりも体調管理難しく ペットの熱中症に注意
イヌやネコなどの動物は密な毛に覆われ、体温調節が苦手で暑さに弱いといわれている。環境省では、特に自動車の中などはわずかな時間であっても非常に高温になり、大変危険なことから、車内にペットを残さないように注意を呼びかけている。
同省では、注意喚起のために啓発資料を作成。資料によると、気温35度の炎天下に駐車した社内の暑さ指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達するという。
イヌやネコは汗腺が足の裏などにしかなく、体温調節は血流の対流や呼吸による放熱が中心で、体温調節が苦手で特に暑さに弱いという。また、屋外で使用する場合は、直射土の日光を遮ることができ、常に新鮮な水は飲めるようにするなどの対策が必要だ。
四日市市でも、ホームページ上に「ペットも熱中症に注意
」というメッセージとともに「飼い主の皆さんへお願い」として注意を呼び掛けている。