カードゲーム「みにまむ人事」発売 研修やアイスブレイク、懇親会にも
K&Cファクトリー(東京都新宿区)は11月11日、社内有志のプロジェクトチームで作成した新作カードゲーム「みにまむ人事」を発売したと発表した。
プレイヤーはベンチャー企業の人事 社員を集めて利益2億円を目指す
「みにまむ人事」は、人事業務を体感できる対戦型のカードゲームだ。3人から5人で遊ぶことができ、プレイ時間は20分~40分程度を想定している。対象年齢は10歳以上で価格は2000円。
ゲームは、ベンチャー企業に入社したが、社員は「人事の自分一人だけ」という設定で、社員カードを集め、集めた社員をキャリアアップさせて利益を上げ、対戦相手の誰よりも早く2億円を稼ぐことを目指す内容だ。
プレイヤーは「管理部・新卒商学部」「営業部・新卒帰国子女」などのそれぞれ特色がある「新卒カード」の中から、カードを取って採用をする。新卒カードにはそれぞれ「コスト」が決められている。
新卒カードとは別に「役職カード」があり、プレイヤーは採用した同じ部署のカードのコストに応じて、キャリア市場の役職カードにキャリアアップをすることができる。
役職カードを入手すると、設備カードを手に入れることができる。設備カードは会社で働ける人数を一人増やせる「リモート環境カード」や生産部全員の利益を一人あたり1000万円増やすことができる「開発・生産現場の増築カード」などがある。
採用とキャリアップを繰り返し、設備カードを集めて、どの参加者よりも早く利益2億円に到達した参加者が勝利となる。
2021年にはパーティーゲーム「みにまむ会議」もリリース、企業研修のアイスブレイクなどに活用
同社は、飲食店向けASPの開発販売や、HP制作などのデジタル事業を中心に事業展開を行っている。
そんな同社内のボードゲーム愛好者が、「自分たちでもゲームを制作したい」との思いで、社内のボードゲーム作成プロジェクトチーム「31539(サイコサク)」を立ち上げた。
プロジェクトチームでは、「顔を合わせてその瞬間を共有した家族や友達に、感謝を忘れないでほしい」といった思いを込め、複数人でのプレイが可能な協力・対戦型のボードゲームを中心にゲームを作成している。
すでに、個性豊かな社員になりきり、さまざまな条件に従ってヒントを出し、社長に答えを当ててもらう会議系パーティーゲーム「みにまむ会議」を2021年にリリース。企業の会議や研修などの際に行われる「アイスブレイク」などでの利用を想定している。
同社では「今後も顧客からの意見や、社員の特技や想いから、さまざまな分野にチャレンジしていきたい」としている。
K&Cファクトリーの発表の詳細は同社が発表したプレスリリースで確認できる。